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大学生が「財政」の授業 ”財務大臣になろう”テーマに中学生が議論 岐阜県山県市

大学生による財政の授業が6日、山県市の中学校で行われ、生徒が国の財政や日本の将来...
財政について授業する大学生=6日午前、山県市大門、伊自良中学校

 大学生による財政の授業が6日、山県市の中学校で行われ、生徒が国の財政や日本の将来について考えました。

 この授業は学生ならではの発想を生かし、次世代を担う子どもたちに国の財政に興味を持ってもらおうと開かれたものです。

 山県市の伊自良中学校では、社会科の教員を目指す岐阜大学教育学部の学生6人が、2年生27人の生徒を前に「日本の財政を考える」をテーマに授業を行いました。

 はじめに、学生が税や財政のしくみを説明しました。

 その上で、「財務大臣になろう」と題しグループごとに設定した日本が目指す姿に向け歳入と歳出のバランスがとれた国の予算を作成するため生徒が意見を交わしました。

 このうち「健康な日本」を目標に掲げたグループでは、歳出面で医療費などを増やし、歳入面では酒やたばこにかかる税金をそれぞれ増額して、国民の健康増進につなげたいとの意見が出されました。

※岐阜大学教育学部 髙木庄太さん
 「税についてのいろんな言葉は、難しい言葉が多いと思いますが、その難しい言葉をかみ砕いて、中学生にわかりやすく伝えるというところを工夫しました」

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