ニュース

岐阜市が発注業者に総額1千万円の未払い

岐阜市は3日、市内の建設業者などに発注した水路の除草や樹木の伐採などの業務につい...
謝罪する市関係者=3日午後、岐阜市役所

 岐阜市は3日、市内の建設業者などに発注した水路の除草や樹木の伐採などの業務について、総額1千万円にのぼる代金の未払いがあったと発表しました。

 市基盤整備部によりますと、代金が支払われていなかったのは、2020年度と 2021年度に実施された水路の除草や樹木の伐採、土砂の収集運搬などの業務で、計48件、約1千万円分が未払いになっていました。

 対象業者は24社で、最大2年7カ月支払いが遅れていたということです。

 2022年4月、担当職員から申告があり、調査の結果明らかになったもので、市の担当者が業者に対して「支払いを待ってほしい」と連絡していたことも分かりました。

 市は1月23日付けで支払いを完了しています。

 未払いが起きた原因について市は、年間800件ほど発注する業務を特定の職員が担当し負担が増加していたとして、今後は個別に発注するのではなく、地域ごとにまとめて入札する方式へ変更することを検討しています。

 市は「市民および関係者の皆様におわびするとともに、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

関連記事