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元町職員ら起訴内容認める 土木工事めぐる贈収賄事件 岐阜県揖斐川町

揖斐郡揖斐川町が発注した土木工事をめぐる贈収賄事件で、現金を受け取ったとされる元...
岐阜地方裁判所

 揖斐郡揖斐川町が発注した土木工事をめぐる贈収賄事件で、現金を受け取ったとされる元町職員と贈ったとされる元会社員の裁判が1日 岐阜地裁で始まり、2人は いずれも起訴内容を認めました。

 この裁判は2020年、揖斐川町が発注した土木工事をめぐり、業者側に便宜を図った見返りに現金計350万円を受け取ったとして元町職員の小寺淳一被告(56)が収賄の罪に、また現金を渡したとして元会社員の稲川まき子被告(57)が贈賄の罪に問われたものです。

 岐阜地裁で行われた初公判で、両被告はそれぞれ「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 また、稲川被告は「小寺被告に渡していたお金が借金の返済にあてられていたことは知らなかった」と話し、弁護側は 稲川被告が贈賄に至るまでに小寺被告にだまされていたと説明しました。

 なお、2人の裁判は次回から分離して審議され、小寺被告については1月24日に逮捕された別の詐欺事件についても追起訴が見込まれています。

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