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福祉施設とアーティストがタッグ 岐阜市で企画展「夢かなう~始まりの1ページ~」

福祉施設やアーティストがチームを組んで、創作や展示までを手掛ける企画展が、岐阜市のぎふ清流文化プラザで開かれています。
企画展「夢かなう~始まりの1ページ~」は岐阜県障がい者芸術文化支援センター「TASCぎふ」が主催したものです。
互いに作品に共鳴したTASCぎふが支援するアーティストのnaomiさんと丹賀澤賢さんが夢の実現のために、2022年5月から絵本作りをスタートさせました。
絵本は県内の高校などで絵本制作を指導する金田典子さんが監修し、naomiさんがイラスト、丹賀澤さんが文章を担当しました。
会場には、動物を観察して描いたスケッチやパステルの練習画、絵本の世界観を表現した模型などが展示されているほか、映像で制作過程を知ることができます。
※報告
「こちらが完成した絵本「虹色の木の下で」。ストーリーは、世界を旅する猫の王子が、動物たちと助け合いながら暮らすというものです。中を開けると、パステルの色合いがやさしく、動物たちの表情もいきいきとしています」
naomiさんは「絵本を通じて、人とのつながり、交流を大切にしていきたい」と丹賀澤さんは「夢や願いは、続けていけば、叶うことを伝えたい」と話しています。
企画展は2月26日まで開かれています。
また、2月には県内の福祉施設で、制作した絵本の読み聞かせを行う予定です。