ニュース

  • ニュース一覧
  • 雪中酒の湧き水取り 天生峠山麓の約1000リットルをくみ上げ 岐阜県飛騨市

雪中酒の湧き水取り 天生峠山麓の約1000リットルをくみ上げ 岐阜県飛騨市

雪室の中で寝かせるお酒「雪中酒」作りに欠かせない湧き水取りが25日、飛騨市河合町...
天生峠山麓の湧き水をくみ上げる蔵人=25日午後、飛騨市河合町

 雪室の中で寝かせるお酒「雪中酒」作りに欠かせない湧き水取りが25日、飛騨市河合町で行われました。

 「飛騨かわい雪中酒」は、冬しか味わえない生酒を夏にも楽しんでもらおうと村おこしの一環として作られ、今年で30年目となります。

 25日は、酒造りを担当する地元の渡辺酒造店の蔵人が採水地を訪れ、ポンプとホースを使って
天生峠山麓の湧き水約1000リットルをくみ上げました。

 雪中酒を手掛ける「飛騨ゆい」によりますと、雪室で熟成させる雪中酒はこれまでは「吟醸酒」でしたが、今年度から「純米吟醸酒」にグレードアップするということで、計4000本を出荷する予定です。

※渡辺酒造店 蔵人 千代田翔吾さん 
「このお水で仕込みますと、米の旨味が出て、角の取れたお酒が出来るのではないかと思っています。」

関連記事