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中部地方初の試み コンビニエンスストアに「バスまちば」 岐阜市

バス停近くのコンビニエンスストアで、雪や雨などの天候に左右されることなくバスを待つことができる「バスまちば」。
岐阜市が中部地方初の試みとして12月開設し、1カ月が経った現状を取材しました。
コンビニのイートインスペースに設けられた「バスまちば」。
そばにはバスの接近情報が分かるデジタル端末が置かれ、利用客が買い物や休憩をしながら快適にバスを待つことができます。
※利用客は
「画期的だと思いました。バスの接近情報がわかるのはすごい便利だし、暖かい所で待てるというのは冬だと特にありがたいなという感じです」
このサービスは「バス停に屋根やベンチを設置してほしい」といった市民からの要望を受け、岐阜市が岐阜バスなどと連携し、中部地方初の取り組みとして12月市内6つのコンビニで運用を開始しました。
このうち高齢者や学生の利用が多いセブン‐イレブン岐阜北一色店では、この冬一番の寒波が到来した1月24日、多くの客が来店したといいます。
※セブン‐イレブン岐阜北一色店 オーナー成田伸吾さん
「昨日大雪が降りまして、地面が凍っておりまして、その時にお客様からはとても感謝されました。『コーヒー飲んで待てます、暖かいところで待てるわ』っていう感想を言われております」
岐阜市では今後コンビニだけでなく、ドラッグストアなどにも対象店舗を拡大したいとしています。
※岐阜市都市建設部 交通政策課 神戸智史課長
「こうして6店舗市内に展開しているわけなんですが、店舗の皆さまにもご協力いただいておりますので、そうしたスペースをぜひご活用いただいて、多くの方に快適にバスをご利用いただければと思っております」