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ソバの実を冷たい川の水に浸す「寒ざらし」 岐阜県高山市荘川町

岐阜県高山市荘川町で、特産のソバの実を冬の冷たい川の水に浸す「寒ざらし」の作業が行われました。
ソバの実は冷え込む冬に冷たい水にさらすと、甘味やうま味が凝縮することから、荘川そばまつり実行委員会が毎年、作業を行っていて今年で16年目になります。
今年は高山市荘川町の一色川で、実行委員会のメンバー6人が、網の袋に詰めた110キロ分のソバの実を手渡しで川まで下ろし、水温約4度の川の底に沈めました。
「寒ざらし」をするのは、約4000食分となるソバの実350キロで、川から引き上げた後は寒風にさらすなどして甘く、雑味が少ないそばになるということです。
仕上がった「寒ざらしそば」は、荘川町内の3店舗で6月1日から提供される予定です。
※荘川そばまつり実行委員会 清水直喜会長
「荘川で一番綺麗な水で、ソバの実を浸しました。皆さん荘川へ来てそばを食べて下さい」