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粥の詰まり具合で1年占う 観光は良く天候に注意 岐阜県高山市で管粥神事

高山市の神社で、ことし一年の吉凶を粥のつまり具合で占う伝統の「管粥(くだがい)神事」が行われました。
これは、高山市丹生川町の伊太祁曽神社で、約600年続く伝統行事です。
この日は、麻の装束を着た地元の若者たちが神社の大釜に、占い事を記した麻の茎の束を入れ、米や小豆、大豆と一緒に約1時間炊き上げました。
そして、取り出した麻の茎を小刀で一つずつ割り、粥の詰まり具合を見て吉凶を占いました。
占いの結果は、ことしの景気は平年並みで、観光は良い、農業や林業などは後半が良いが、雪や台風などの天候には注意が必要となりました。