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岐阜県高山市で消防出初式 消防署員や消防団員らが防火への意識高める

江戸時代から伝わる岐阜県高山市の消防出初式が5日、開かれました。
高山市の出初式は、約180年前の江戸時代に当時の郡代・豊田藤之進が火消組を集めたのが始まりです。
高山市の西小学校グラウンドで行われた出初式は、新型コロナウイルスの感染防止から3年連続で規模を縮小して開催され、消防署員と消防団員あわせて約200人が参加しました。
式典では、田中明市長が式辞を前に、先月問題になった自身のタバコのポイ捨てを謝罪した上で、「防火・防災体制の充実強化や活動支援を図って行きます」と挨拶しました。
5日は、団員らが息を合わせてグランドを駆ける「舞い込み」や「巻き込み」などの特殊訓練は見送られましたが、田中市長らが各団を見て回りました。
高山消防署によりますと、2022年の火災件数は20件で、2021年と比べ9件減少しているということです。