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消防隊員の活動状況をGPSで把握 岐阜市、隊員位置管理システムを導入

岐阜市は23日から、山林火災や遭難者の救助など消防隊員の円滑な活動に向けて、隊員の位置をGPSで一元管理できるシステムの運用を開始しました。
これは岐阜市が進めるDX=デジタルトランスフォーメーションの一環で、中部地方では初の取り組みです。
災害活動にあたる消防隊員全員にGPS機能付きの無線機を持たせることで、災害現場本部からパソコン上でそれぞれの隊員の活動状況を把握します。山林火災や山岳救助、それに水難救助など、広範囲にわたる災害などでの活用を想定しています。
柴橋正直市長は「激甚災害が頻発するなか、隊員の安全確保と消防の機能強化につなげたい」と話しています。