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岐阜・多治見市の古川市長 5期目は立候補せず 一般質問で表明 「まちが変わったと言われ、潮時」

岐阜県多治見市の古川雅典市長(70)は13日、任期満了に伴い来年の統一地方選で行われる市長選挙に立候補しない意向を表明しました。
※古川雅典市長
「結果が一番。その結果で市民がどういうふうに幸せになるのか、こんな市長選挙を期待して、5期目立候補は致しません。大変みなさんにお世話になりました。ありがとうございました」
古川市長はきょう行われた市議会定例会の一般質問で、自民クラブの嶋内九一議員の質問に答える形で、今期限りでの引退を表明しました。
多治見市職員だった古川市長は市議会議員、県議会議員を務めた後、2007年の市長選挙で元市議らを破り初当選。
これまでの4期16年でトヨタ自動車やアマゾンなどの企業誘致を実現したほか、JR多治見駅南地区の再開発を進め、市庁舎本庁舎移転に道筋を付けました。
古川市長は引退する理由について「いろいろな方から、何となくまちが変わってきたと言われるようになった」とし、「このあたりが潮時」と述べました。

次期市長選挙にはこれまでに、いずれも新人で県議の山本勝敏氏(58)と市議の吉田企貴氏(34)が、それぞれ無所属で立候補することを表明しています。