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岐阜市の老舗書店「南陽堂」 が100年以上の歴史に幕

岐阜市で100年以上にわたって営業を続けてきた老舗の書店「南陽堂」が8月31日で...
南陽堂書店=26日午後、岐阜市

 岐阜市で100年以上にわたって営業を続けてきた老舗の書店「南陽堂」が8月31日で閉店します。

 長年通った常連客からは惜しむ声が聞かれました。

 南陽堂は岐阜市の長良橋通りにあり、創業は1917年以前と言います。

※常連客
 「ちょっとショックだけど他の本屋さんを探すしかないなと思って。寂しいことは寂しいけど仕方ないなと思います」

 店内には、「長い間お疲れ様でした」とメッセージが添えられた花が。

 常連客から贈られたものです。

 店は3代続き、現在、店主の山田好昭さん79歳と妻・るり子さん71歳が約半世紀にわたって
守ってきました。

 かつては県内随一のにぎわいを誇った柳ケ瀬の近くでコミックの品ぞろえが豊富と評判でした。

※南陽堂 山田るり子さん
 「とにかくお客さんもだし、道歩く人もぐっつぐつで、知っている方は肩が擦れ違うくらいいっぱいでしたと言われるんですけど、人通りが今と全然違いますから、当時とね。時代が変わってしまって、全然」

 時代の流れとともにインターネットによる販売や電子書籍が普及し来店客は減少。

 さらに、新型コロナウイルスの影響が追い打ちを掛け閉店を決めました。

※南陽堂 山田るり子さん
 「今までうちをごひいきいただいた方に本当に感謝しています。とにかく来ていただかないとなんともならない。それこそ、常に来ていただけるお客さんが喜んで帰っていただける、そんな店づくりを思ってやってましたのでね」

 営業は8月31日までです。

 書店の閉店は、県内で相次いでいて長良橋通りでは2003年に大衆書房、2008年には自由書房が閉店しています。

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