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岐阜県内でも小児医療ひっ迫 子どもの感染増加 新型コロナ第7波 

新型コロナウイルスの流行「第7波」では、若年層、特に子どもが感染するケースが増え...
新型コロナの検査をする磯貝光治院長=5日、岐阜市薮田南、やぶたこどもクリニック

 新型コロナウイルスの流行「第7波」では、若年層、特に子どもが感染するケースが増えています。夏場の小児感染症の流行も相まって、小児医療の現場はひっ迫の度合いが増しています。

 岐阜市薮田南のやぶたこどもクリニックです。7月下旬から、発熱で訪れる患者が急増しています。

 6月までコロナの陽性率は1割~2割程度でしたが、7月からは約3割、多い日では5割を超える日も出てきています。

※やぶたこどもクリニック 磯貝光治院長
 「コロナの検査は、感染防護具を着た上で検体採取をしてからの検査となりますので、一人ひとり非常に時間がかかります。またそこで陽性者が出ますと、陽性者への説明に対してかなり時間がかかりますので、一人ひとりの患者さんにかかる時間が長くなってしまいます。その結果、非常に長い診療時間が必要、待ち時間が出るという状態になっております」

 病院では、抗原検査キット500人分を確保して適宜補充もしているため、当面の検査体制に影響はないといいます。

ただ、すでに不足気味の病院もあるといい、来院者がコロナかどうか判別できない事態が懸念されます。

※やぶたこどもクリニック 磯貝光治院長
 「今、一番問題となるのは家庭内感染です。家庭内で一人陽性者が出ますと、立て続けに芋づる式といいますか、家族内の皆さんがかかってしまって、その度に受診していただいて陽性が確定するという事例が非常に多くなっています」

 さらに夏場は、乳幼児が感染しやすいRSウイルスや手足口病、胃腸風邪も流行するため、現場のひっ迫度は高まっています。

 県内でも新規感染者は若年層の割合が多い状況が続いていて、10代以下で約25%を占める一方で、県内の12歳から19歳のワクチン3回目の接種率は1日現在で38.1%にとどまっています。

※やぶたこどもクリニック 磯貝光治院長
 「コロナ自体が、以前ほど怖い病気と思われなくなってきている、それが一番じゃないかなと思われます。ワクチン接種は1回目、2回目、3回目までは感染予防効果、それから重症阻止効果が認められております。やはり接種の方は進めていくべきだと考えています」

 3年ぶりに行動制限のないお盆。帰省や旅行など人の移動が増えることが予想され、より一層の警戒が必要です。

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