【１９日・市町村別詳報】岐阜県１０１６人感染、２人死亡

　岐阜県は１９日、新型コロナウイルスの新規感染者が１０１６人、また、２人の死亡が確認されたと発表しました。新規感染者数は先週火曜日と比べて２１３人減りましたが、連休明けの人数としては最多となっています。

　死亡したのは多治見市の８０代男性と各務原市の９０代男性です。１８日時点の入院者は２６１人で病床使用率は２９.１％、自宅療養者は５９３７人となっています。

　県内の感染者は計１２万人を超え１２万８９５人、死者は３５４人となりました。

　１９日はクラスターが新たに３件認定されました。このうち、高山市の障害者通所施設では職員と利用者、それに家族ら計２４人の感染が分かりました。

　連日、新規感染者が約１０００人に上っていることから古田肇知事は１９日に急きょ会見し、保健所による対応を重症化リスクの高い人に重点化する方針を発表しました。

　自宅療養者については、あすから重症化リスクが高くない人については毎日の健康観察は行わず、陽性者に対する聞き取り調査も簡素化して感染経路の特定は行わないことにします。

　１９日の市町村別感染者は次の通りです。

　▼岐阜市１９０人▼各務原市８７人▼多治見市８４人▼高山市６３人▼関市５８人▼大垣市４６人▼中津川市・可児市各４５人▼土岐市３９人▼岐南町３４人▼美濃加茂市３２人▼海津市２７人▼羽島市２３人▼瑞穂市２１人▼郡上市１９人▼本巣市１７人▼恵那市１６人▼笠松町１３人▼瑞浪市・飛騨市・池田町各１２人▼美濃市・山県市・下呂市各１１人▼安八町・御嵩町各１０人▼養老町・北方町各８人▼垂井町・神戸町・大野町各５人▼輪之内町・揖斐川町・富加町・川辺町各４人▼坂祝町・八百津町各３人▼白川村２人▼七宗町1人▼県外その他１２人

　隣県の新規感染者は愛知県３６６８人、三重県５９０人でした。