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パラ五輪入賞・石田選手が小学生に経験語る 岐阜県関市

東京パラリンピックの陸上男子100メートルで5位に入賞した各務原市出身の石田駆選手が7日、関市の小学校で講演し、子どもたちに目標を持つ大切さを伝えました。
石田選手は高校時代に全国大会に出場した陸上選手でしたが、大学入学後に左肩にがんが見つかり、骨を人工関節に置き換える手術を受けました。
それでも諦めずにリハビリと練習を重ね、去年の東京パラリンピックでは男子100メートル5位に輝きました。
講演会は県が開き、石田選手は6年生児童56人に経験を伝えながら「目標をもって立ち向かうことは、支えてくれた家族や友人への恩返しにもなっている」と語りました。
その後、児童と一緒に校庭を走り、児童たちは石田選手の速さに驚いていました。
※6年生 森悠翔さん
「僕はサッカーをやっているのですが、石田選手は手の状態が悪いなかでも、しっかり夢を目指して頑張っている姿がかっこいいと思ったので、まねできたらいいなと思います」
※東京パラ五輪陸上男子日本代表 石田駆さん
「これから中学、高校、社会人を迎えようとする子どもたちにとって、必要だなと思うことを話しているだけなので、そこは自分が果たすべきお仕事なのかなというふうに思っています」