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模擬投票で政治への関心を高めて 岐阜大学の学生が小学校で出前授業

子どもたちに政治への関心を高めてもらおうと、岐阜大学の学生が9日、岐阜市内の小学校で自作のリーフレットを使った出前授業を行いました。
岐阜大学の学生有志でつくる「県若者の選挙意識を高める会」は、小学生のころから選挙や政治を身近に感じてもらおうと、岐阜市と共同でリーフレットを作成し、小学校で出前授業を行っています。
9日、メンバーの8人が岐阜市の長良東小学校で6年生の児童と選挙について考えました。
選挙の想定は図書館の貸し出しルールを徹底するリーダーを決めるというもの。
子どもたちはリーフレットに書かれた立候補者4人と公約を確認し、実際の投票用紙と投票箱を使って投票しました。
その後は、当選者の公約がうまく進まなかったという場面も想定して意見交換。
児童からは「落選した人の意見も取り入れた方が良い」などとの声が出されました。
※岐阜大学教育学部3年 金子藍さん
「小学生の子だとまだ選挙について実感が持てないと思うので、こういった図書館の投票という形で体験的な学習を通して実際の選挙とどうかかわっていけばいいかについて、みんなに学んでもらえたと思うのですごく良い授業になったかなと思います」
リーフレットは市内約50の小学校に配布し、授業で役立てられます。