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同僚殺害事件 元会社員の男に懲役18年求刑 岐阜地裁

おととし各務原市で、同僚の男性を殺害した罪に問われた男の裁判員裁判が16日、岐阜地裁で開かれ、検察側は懲役18年を求刑しました。
この裁判はおととし7月、各務原市内のグラウンドで、同僚の松岡幸寛さん当時32歳に暴行を加え、グラウンド内の側溝に突き落として溺死させたとして、各務原市の元トラック運転手 浅野善彦被告(57)が殺人の罪に問われたものです。
14日の初公判で浅野被告は、起訴内容を一部否認していました。
16日の裁判で検察側は「犯行を隠蔽するために被害者を側溝に落とすなどした」と計画性が高いことを指摘し、懲役18年を求刑しました。
一方弁護側は「動機は突発的なもので犯行に計画性はない」と主張しました。
裁判の最後に浅野被告は「取り返しのつかないことをした。これからちゃんと償っていきたい」と涙ながらに話しました。
裁判は15日で結審し、判決は3月24日に言い渡されます。