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センバツに挑む大垣日大③ 5投手、それぞれの思い

3月18日に開幕する選抜高校野球。ぎふチャンのラジオ番組「吉村功のスポーツオブドリーム」では、大垣日大高野球部が甲子園に向けて練習する様子をシリーズでお伝えしています。3回目は投手陣について。阪口慶三監督は甲子園では初めて、5人の投手をベンチに入れる方針です。
※阪口慶三監督
「投手を5人ベンチに入れるということは、今までの甲子園では一度もありませんでした。だいたい3人ぐらい。5人というのは、第一戦、第二戦は五島(幹士)が完投し、第三戦以降勝ち進んでいった場合には五島投手を休ませるためです」
エースの五島幹士について指揮官は、2021年の秋からの成長が著しいと話します。
※阪口監督
「良いですね。5キロ体重が増えてね、球が速くなり、ボールが重くなった。今のコンディションで甲子園に入れば、十分完投できる。そこまで成長した」
※五島幹士投手
「山田(渓太投手)の調子が今悪いので、自分がやってやろうという気持ちです。秋はカーブとスライダーに頼っていたので、今はチェンジアップをうまく使う投球がしたい。チェンジアップは夏から投げていますが、バッターにうまく当てられてしまうところがありました。ただここにきて落ちが良くなり、打ちづらさが出てきたかなと思います。甲子園では自分の良さを生かして、バックを信じてゴロをたくさん打たせたい。阪口先生があと2勝で40勝なので、そこが目標」
山田渓太は、肘の状態が気になりますがセンバツには間に合いそうです。
※阪口監督
「投球数を考えて寒い日は投げるなと指示したけれど、やる気満々の山田はちょっと飛ばしすぎた。ただ甲子園には十分間に合うと思う。やはり球のキレ、コントロールは甲子園レベル」
※山田渓太投手
「だいぶん投げられるようになってきた。6~7分くらいです。真っすぐを主体に遅いカーブなどを織りまぜながら、打たせて(アウトを)取るピッチングが持ち味。先発で投げたい。甲子園ではまずは阪口先生の40勝。そして優勝する」
三松将也も肩を痛めていましたが…
※阪口監督
「今はもう完璧。球の回転が良くなってきた。2戦目、3戦目になると三松が出てくる可能性は十分ある」
※三松将也投手
「肩の状態は良くなってきたけれど、まだ60球辺りから違和感があります。ただ腕が弱くなるほど痛いというわけではないので、今のところ良い感じできていると思います」
名将は川島功聖と武藤晃聖にも期待を寄せています。
※阪口監督
「川島はおもしろいでしょう、甲子園の前に対外試合を組んでいるので、早く試合に使って確かめたい。先発で3回、4回投げれば後のピッチャーが楽になるから」
※川島功聖投手
「自分の持ち味は、球をゾーンに集めてカウントを有利にして戦っていけること。変化球はスライダーと、シンカーが2種類、速いのと遅いのがあります。甲子園ではチームに貢献できるピッチングをしたいと思っています」
※阪口監督
「武藤は球が速くてキレが良い。将来、大学やプロを考えられる素材。甲子園での登板はあり得ます」
※武藤晃聖投手
「真っすぐを中心に、カーブ、スライダーでカウントを取って、フォークで空振りを取れたら。課題はコントロールですが、この冬はコントロールを重視してきたので、さらに良くしていきたい。1戦1戦力を出し切って、優勝出来たらうれしいです」
選抜高校野球は3月4日に組み合わせ抽選会が開かれます。
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