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センバツに挑む大垣日大② けが乗り越えるー西脇昂暉主将

3月18日に開幕する選抜高校野球。ぎふチャンのラジオ番組「吉村功のスポーツオブド...

 3月18日に開幕する選抜高校野球。ぎふチャンのラジオ番組「吉村功のスポーツオブドリーム」では、大垣日大高野球部が甲子園に向けて練習に励む様子を、シリーズでお伝えしています。2回目は、チームの要で4番打者の西脇昂暉主将です。

 ※西脇昂暉主将
「まだ本調子ではないので、座ったりするスクワットの体勢がきつい。キャッチングが自分のなかでは厳しい状態です。センバツ開幕まであと1か月だが、試合になったら痛いとは言っていられない。ユニフォームを着たら相手に向かっていく気持ちでやるしかない」

 西脇主将は2021年8月、練習中に全身がけいれんする熱中症の症状を訴え、病院で治療を受けました。その後、いったんは回復しましたが再び10月に倒れました。その時もけいれんが起き、痛みは1か月ほど続いたといいます。さらに12月にもう一度、脚のけいれんが起き、その痛みが今も続いている状態です。

 ※西脇昂暉主将
「1回目に倒れた時の嫌な思いが頭に残っている状態で、2、3回目(のけいれん)が起きてしまった。精神的なこともあるかもしれない。でもその壁を破らないと、けがは治らないと思う。必死に壁を破っていきたい。いまは練習中も水分補給を意識しているので、足がつるということはない。ただ、いつくるか分からないので、ちょっと恐怖感はある」
「痛みが出た時には病院で診てもらっている。血液は問題ないが、筋肉の痛みや腫れがひどいと言われた。医師には自分のペースで徐々にやっていきなさいと言われた」

 センバツ開幕まであと1か月。本調子ではないものの、徐々に回復してきていると話します。

 ※西脇昂暉主将
「いまは7割ぐらいといったところです。バッティングは、打つときに右脚の軸を使うので、曲げるときにちょっと痛みがある。スローイングは、最初のころに比べるとだいぶんよくなったが、投げた時にたまに電気が走るような痛みがあることもあるので、自分でも徐々にペース配分をしながらやっている」

 キャッチャーにとって最も重要なキャッチングにも、不安が残ります。

 ※西脇昂暉主将
「今はキャッチングが一番厳しい。ピッチャーはいろいろなコースに投げてくるので、うまく脚を動かして対応しなければいけないので。片足を(地面に)つきながらでも、ピッチャーの調子を毎日見て、コミュニケーションをとりたい。そこがバッテリーには重要」

 それでも主将で4番としての決意は揺らぎません。

※西脇昂暉主将
 「キャッチャーという守備の要に置いてもらっている。1人だけ(全員を見渡せる)方向を見せてもらっているので、いろんな守備の人に声をかけたい。バッティングは4番に座らせてもらっている。4番はチャンスで回ってくる場面が多いので、そこでチームに貢献できる1本が打てるように、打席に入る前から準備をしたい。守備、打撃ともチームを引っ張っていける選手になりたい」

 阪口慶三監督は西脇主将の回復を見守りつつ、けがを乗り越えてチームの要として引っ張っていってほしいと願っています。

 ※大垣日大 阪口慶三監督
「(西脇主将に)コンディションを聞いたが、ちょっと弱気だった。2021年の試合中に熱中症の症状で倒れて、すぐ救急車で搬送した。その後治ってからまた3~4週間後に(同じ病気で)倒れた。2度それがあったから、本人は精神的にダメージを受けている。打てなくても他(の選手)がカバーしてくれるが、セカンドへのスローイングが(厳しいことが)一番困る。彼だと(他チームは警戒して)盗塁ができない。(西脇主将はプロ野球)巨人の王(貞治選手)と長嶋(茂雄選手)がいた当時の、ああいう雰囲気を持った選手だから」

 選抜高校野球は、3月4日に組み合わせ抽選会が開かれ、3月18日に甲子園球場で開幕します。

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