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元職員の男に懲役12年を求刑 高山市の介護施設5人死傷事件

高山市の介護老人保健施設で2017年、入所者5人が相次いで死傷した事件で、傷害致...

 高山市の介護老人保健施設で2017年、入所者5人が相次いで死傷した事件で、傷害致死などの罪に問われた元職員の男の裁判員裁判が14日岐阜地裁で開かれ、検察側は懲役12年を求刑しました。

 この裁判は2017年、高山市の介護老人保健施設「それいゆ」に入所していた女性の首を絞めて肋骨を折るなどの暴行を加え死亡させたなどして元職員の小鳥剛被告(36)が傷害致死と傷害の罪に問われたものです。

 小鳥被告は一貫して無罪を主張しています。

 14日の裁判で検察側は、「全く抵抗できない被害者に一方的に暴力を振るうといった悪質な犯行である」と主張し懲役12年を求刑しました。

 一方、弁護側は「介護上の事故の可能性を考慮しないのは不十分。検察は都合のよい証拠を集め『消去法』で犯人を断定している」と無罪を主張しました。

 また論告求刑に先立って遺族の意見陳述が行われ、検察側が「私たちにとって事件は終わりの見えない悲しい出来事」とする当時91歳の女性の長男のコメントを読み上げました。

 裁判の最後で小鳥被告は「先日述べた通りなので特にないです」と話しました。

 裁判は14日で結審し、判決は3月8日に言い渡されます。

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