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小鳥被告 無罪主張 岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」5人死傷事件

高山市の介護老人保健施設で2017年、入所していた5人が相次いで死傷した事件で、...

 高山市の介護老人保健施設で2017年、入所していた5人が相次いで死傷した事件で、傷害致死などの罪に問われている元職員の裁判員裁判の初公判が2日、岐阜地裁で開かれ、元職員は起訴内容を否認しました。

 この事件は2017年、高山市の介護老人保健施設「それいゆ」に入所していた5人が、約半月の間に、脳挫傷や肋骨骨折のけがを負い、相次いで死傷したものです。

 起訴状などによりますと、元職員の小鳥剛被告(36)は、当時87歳の女性の首を絞めた上で胸を圧迫するなどの暴行を加えて死亡させた傷害致死と、当時91歳の女性への傷害の罪に問われています。

 2日、岐阜地裁で開かれた初公判で小鳥被告は起訴内容について「私は2件の事実について、いずれもしていません」と述べ、起訴内容を否認し無罪を主張しました。

 裁判では死亡やけがが、暴行により発生したのかを問う「事件性」と小鳥被告が関わっていたのかを問う「犯人性」が争点となります。

 検察側は冒頭陳述で、被害者の2人は小鳥被告と2人きりになる時間があったことや、施設へ部外者が侵入することは困難な状況であったことなどから、同一人物による犯行と主張しました。

 一方、弁護側は被害者の2人はいずれも重度の認知症で、骨粗しょう症などの影響で骨が弱い状況だったとした上で、骨折は、入浴やトイレの介助により起こったとして被告の事件への関与を否定し無罪を主張しました。

 裁判は今後、26人におよぶ証人尋問などを経て判決は2022年3月8日に言い渡されます。

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