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原油価格の高騰続く「余分な距離を走れない」 クリーニング店は「作業時間短くしてボイラーの使用時間減らす」

原油価格の高騰が続き、家計や暮らしへの影響が深刻です。 クリーニング店の人は厳し...

 原油価格の高騰が続き、家計や暮らしへの影響が深刻です。

 クリーニング店の人は厳しさを口にし作業時間を短くしてしのいでいます。

 高山市にあるガソリンスタンドでは、原油価格の高騰を受け11月に入り6円値上げをして、レギュラーガソリン1リットルあたり173円で販売しています。

 11月22日時点の全国平均の小売価格168円70銭を上回り、給油に訪れた人からはあきらめの声が聞かれます。

※給油に訪れた人2人
 「本当に高くなった。余分な距離を走れない」
 「車がないと移動できないので、買い物するにも。結局なくなれば入れないといけない」

 灯油も高値水準が続いています。

※灯油を購入した人
 「高いので困ります。高山寒いのでちょっとでも安くなってくれると良いですけれど」

※記者
 「クリーニング店にある洗濯機や乾燥機は、今価格が高騰している灯油・重油が使われています。そしてこちらのハンガー・ビニールも値上げが続き、クリーニング店は打撃を受けています」

※クリーニングのモリワキ 森脇新吾代表
 「かなり厳しいです」

 アイロンやプレス機で使う蒸気は灯油を使うボイラーで作られるためです。

 灯油の価格は、2020年と比べ1リットルあたり30円ほど高くなっています。

 さらに、12月には石油製品のハンガーなどの価格も上がるため、経営は一段と厳しくなると頭を抱えます。

※クリーニングのモリワキ 森脇新吾代表
 「作業時間を短くすることによってボイラーの使用時間を減らしたり、ハンガーの回収を呼びかけて再利用したいと思っている。これ以上の値上げが出てくると料金の改定を考えていくしかないかなと思います」

 本巣市のイチゴ農家です。

 ハウスの温度を維持するためにはボイラーが欠かせません。

※イチゴ農家 林道夫さん
 「(温度が)下がると油をたくさん使うことになるし、イチゴの生育に影響するので、今年は厳しい年になるんじゃないかな」

 そんな中、県は中小企業などを支援しようと専用の相談窓口を設けています。 

 これまでに、2件の相談が寄せられました。

※岐阜県商工労働部 商業・金融課 久野茂之課長
 「より一層資金繰りが厳しい業者が増えています。問い合わせや相談も増えてきている」

 政府は石油備蓄の放出を決めましたが石油連盟の杉森務会長は「数量が少なく価格を下げるのは難しいのではないか」と指摘しています。

 家計に厳しい状況はしばらく続きそうです。

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