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感染リスクを背負い奮闘 コロナ禍で出動する岐阜市の救急隊に密着

昼夜を問わず急病やけが人の搬送に全力で取り組む救急隊。新型コロナウイルスが急拡大...

 昼夜を問わず急病やけが人の搬送に全力で取り組む救急隊。新型コロナウイルスが急拡大し、岐阜県内でも自宅療養が余儀なくされたなかで、感染リスクがありながらも奮闘しています。岐阜市の中消防署でその姿を取材しました。

 中消防署では24時間365日、救いを求める住民の声を受け現場に急行します。

 救急要請から出動するまでの時間はわずか1分。患者の命を救うため、1秒足りとも無駄にはできません。

 同署の1日当たりの出動は平均で6件。取材中に10代の男性から腹痛を訴える通報が入りました。

 「いつから痛くなったんですか」

 「ごはん食べて、ちょっと(おなかが)痛かったのでトイレ行って我慢していた。少ししたら急に」

 患者と病院をつなぐ救急隊。患者を不安にさせない対応を心掛けているといいます。

 同署消防士の小林亮太さんは「私たちは傷病者やその家族の気持ちに寄り添って、その方の立場に立って活動を行っております」

 男性は近くの病院に搬送されました。

 搬送が無事終わっても、救急隊には重要な任務があります。車内や機材の消毒です。

 小林さんは「新型コロナウイルスの症状がないかを聞いたり、行動歴、接触歴を問診するようになりました。車内の消毒を活動後にしておりまして、帰署後は手洗い、うがいも徹底しています」と話してくれました。

 搬送しようとする患者が新型コロナウイルスに感染しているリスクが常にあるため、救急隊は出動時、防護服やマスク、ゴーグルが欠かせません。肉体的、精神的な負担は増えています。

 新型コロナウイルスの終息は先が見えないまま。感染リスクを背負いながらも市民の暮らしを守る使命を胸に、救急隊はきょうも現場に急行します。

 また、岐阜市消防本部は1日から新たな取り組みを始めました。救急相談センター岐阜「#7119」です。

 同本部消防士長の森一樹さんは「#7119に電話をかけると看護師らの医療従事者からアドバイスを受けられるようになりました。24時間365日救急相談や医療機関案内を行います。みなさんぜひ「#7119」をご利用ください」とアピールしました。 

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