高校野球 岐阜の夏
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シード校紹介「市岐阜商」

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新たな歴史刻む 3年生の強い絆で甲子園へ
5度目の「夏の甲子園出場」を目指す市立岐阜商業。
北岡剛監督率いる新体制になって2年目。
春の県大会では強豪・県立岐阜商業を制し、3位まで上り詰めました。
※北岡剛監督
「春の大会で3位という結果を得ることができて、秋の大会に悔しい思いをしてから冬に取り組んできたことの成果を感じることができまして、春の大会を終えて、夏までにもうひとつふたつ成長するためにということで頑張っています。チームの特長は、田近、髙橋の2枚で、投手中心の粘り強い野球ができること。あとはキャプテンの佐藤が一番バッターなんですけれども、佐藤を中心に、積極的な走塁を絡めた攻撃ができるところです」
エース高橋 遠投で球速アップ
エース髙橋知亜は、140km中盤のストレートが武器。
この冬は、課題だった体幹のトレーニングや、遠投による球速アップも図ってきました。
※髙橋知亜投手
「自分のスタイルは絶対に崩さない、というのはありますし、ピンチの時には仲間をしっかり頼ることも必要であるので、仲間とかに声をかけてもらって、しっかり自分のピッチングができればなと思います」
頼れる主将、佐藤 1番バッターでチームに勢い
1番バッターで主将の佐藤孝昭。春の大会ではホームランも打ち、勝利へ導きました。
※佐藤孝昭主将
「去年の秋に県岐阜商に2回戦で敗退という形になり、本当に悔しい思いをしてきたのですけど、冬場にバッティングをチーム全体で鍛え上げて、それで春に県岐阜商のピッチャーなどの好投手から打つことができた。4試合で毎試合初回に先制点をとれた。夏につながるものだと思う」
夏に向けてより一丸となるチーム。そんなチームのことを一番に考えて、”ある行動”を起こした選手がいました。
甲子園のために「1ミリも後悔ない」 佐藤マネージャー
ひと際大きな声でチームを盛り上げるムードメーカー佐藤央都。
春大会では背番号20でベンチ入りしましたが、自ら裏方に回り、記録員としてチームをサポートすることを決意。5月18日、メンバーの前で発表しました。
※佐藤央都マネージャー
「主将の佐藤がひとりでいろんなこと乗り越えて、冬練習やってきてくれて、春の大会は悔しく3位で終わってしまったので、佐藤を支えられるのは自分しかいないと思って。甲子園行くためには自分がやってやろうと思って、選手を諦めて裏に回りました。選手としてやりたいというのはあった。それよりチームを優先したいという気持ちが勝ちました。チームのメンバーが必死にやってくれているので、1ミリも後悔はないです」
※佐藤孝昭主将
「正直一緒に選手としてやっていきたかったが、チームのために回ってくれて、央都の分まで甲子園にいきたいなと強く思いました。」
3年生29人。一段と強い絆で結ばれた彼らが目指す場所は…
※佐藤孝昭主将
「チームの目標は甲子園ベスト8。市岐阜商はベスト16しかまだ進んだことがないので、自分たちの代で新しい歴史を刻めるように頑張っています」
高校野球テーマソング Novelbright「開幕宣言」
ことしのぎふチャン高校野球テーマソングは、若い世代に人気を集める大阪発5人組ロックバンドNovelbrightの「開幕宣言」です。高校野球中継や、ダイジェスト番組をご覧ください!