ニュース/報道
   ●July 2008放送分 

■ガイアの夜明け




8月5日(火)よる10時〜10時54分
“昭和レトロ”が人と街を救う

【出演者】
(ナビゲーター)役所 広司
(ナレーター)蟹江敬三

8月12日(火)は、放送をお休みします。

いま昭和の街並みを再現した“昭和レトロ”がブームとなっている。こうした“昭和レトロ”を様々な分野で活用しようという動きが出てきている。例えば、住民の高齢化で活気を失いつつある団地の商店街を“昭和レトロ”の商店街に変え、再生させようという取り組みだ。さらに、医療の現場でも“昭和レトロ”が活用され始めている。平成という今の時代に、“昭和レトロ”を使って、人や街を救おうとする取り組みを追った。


【内容】
いま昭和の街並みを再現した“昭和レトロ”がブームとなっている。観光地、テーマパーク、居酒屋など、さまざまな場所で“昭和レトロ”をテーマとするスポットが増えている。こうした“昭和レトロ”を様々な分野で活用しようという動きが出てきている。
例えば、住民の高齢化で活気を失いつつある団地の商店街に“昭和レトロ”の情景を再現し、街を活性化させようという全国初の取り組みだ。さらに、医療の現場でも“昭和レトロ”が活用され始めている。
高齢化に伴い、日本全国で認知症の方の数は年々増え続けていて、2005年には約170万人。今後益々増え続け、2025年には300万人を超すと予想されている。そのため認知症に対する効果的な治療法の確立が望まれている。そうした中、昭和の時代の懐かしい風景や道具を使って、記憶をよみがえらせ、認知症の治療に役立てる「回想法」という療法が、いま注目を浴び始めている。中には千葉県千葉市の総泉病院のように、なんと病院の一角に、昔懐かしい駄菓子屋や、貸本屋など昭和のお店を作り、治療に役立てようとする病院も現れた。
平成という今の時代に、“昭和レトロ”を使って、人や街を救おうとする取り組みを追った。

■“昭和レトロ”で商店街を元気にする!
お台場のレトロテーマパーク「台場一丁目商店街」をはじめ、横浜の「ハイカラ横丁」など、多くのレトロショップを手がけるサンライズエンターテイメント。
この会社が今度は“昭和レトロ”で寂れた団地の商店街の再生に乗り出した。 現在、日本の団地やニュータウンでは、高齢化が進み、商店街もシャッターが目立ち、活気を失っている。そこで、埼玉県・志木のニュータウンで、“昭和レトロ”の店をテコに、街ができた当時の記憶を呼び覚まし、部屋にこもりがちな高齢者に外に出てきてもらい、団地の商店街を活性化しようという取り組みが始まった。果たしてうまくいくのだろうか?

■病院に昭和の風景が復活!?
千葉県の総泉病院では、病院の一角に「思い出ミュージアム」という昔懐かしい昭和の街並みを再現した。これは認知症の治療方法のひとつである「回想法」というもので、過去の建物や風景、おもちゃなど、患者が「懐かしい」と思うものに触れさせることで、記憶を蘇らせ、認知症の治療に役立てるというものだ。 その取り組みをドキュメントしていく。


■カンブリア宮殿〜村上龍の経済トークライブ〜





8月4日(月)よる10時〜10時54分

「異端の激安王が吠える!
 〜素人だからこそ勝てる!ビジネス成功術〜」

5億5000万年前のカンブリア紀のように、次なる進化を求めて大きく動き出した日本。『平成カンブリア紀』を生き抜くための知恵とは?経済人たちを作家・村上龍が直撃する。

【出演】
メインインタビュアー : 村上龍
サブインタビュアー  : 小池栄子

(ゲスト)
橋本浩 キョウデングループ会長

パソコンメーカー「ソーテック」、99円均一コンビニ「SHOP99」、そしてスーパー「長崎屋」・・・どん底状態にあった幾多の企業を蘇らせてきた男がいる。パソコンや携帯電話などのプリント基板製造メーカーとしてグループ19社、年商1127億円、従業員1961人を率いるキョウデングループの会長、橋本浩だ。橋本は言う。「製造業も流通業も、すべての仕事はサービス業」だと。
製造業で、流通業へも進出するという常識では考えられない破天荒な経営。業界の慣習にとらわれることなく、“従業員の意識改革”と“価格破壊”で買収した赤字会社をすべて再生してみせた。そんな異端の経営者が次に狙うのは温泉郷の再生事業・・・。はたして廃れてしまった温泉街に客はもどるのか?異端の剛腕再建人、橋本浩をゲストに招き、その具体的な手法を明らかにする。

■ガイアの夜明け


ガイアの夜明け


7月29日(火)よる10時〜10時54分
進化する省エネ 〜家計と地球に優しい取り組み〜

【出演者】
(ナビゲーター)役所 広司
(ナレーター)蟹江敬三

最近の原油や原材料の値上がりに家計は圧迫されっぱなしだが、夏本番を迎えクーラーの電気代も気になり始めるこのごろだ。そんな家計を助けようと“省エネ請負人”たちが動き始めている。電気消費量を抑えた家電製品の開発、そうした省エネ家電を負担を感じずに導入できる仕組みなど、新しい取り組みが実践されているのだ。今や省エネは、生活防衛、企業防衛のための必須事項。家庭や企業の“省エネ”最前線の現場を追う。


【内容】
■省エネ家電への買い替えを支援
埼玉県さいたま市の3人家族。このところの急激な物価の値上がりで、家計は火の車だ。馬鹿にならないのが、毎月5000円の電気代。使わない時はコンセントを抜くなど節電に努めているため3人家族にしては少ない方だが、電気代がさらに上がるという発表があった。そこで気になっているのが、11年前に買った冷蔵庫。省エネタイプに買い替え、少しでも電気代を減らし、さらに地球に優しくしたいが、先立つものがない。そんな中、駆け込んだのが、省エネ家電への買い替えを支援するNPO法人「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ(足温ネット)」。ここでは、省エネ家電に買い替える際の費用を無利子で融資するという制度を実践している。果たして、その制度とは…。

■進化する省エネ家電 その開発最前線
今年のエアコン商戦で、ひときわ目を引くのが『省エネ』の文字だ。成熟化がいわれて久しい白物家電業界だが、環境意識の高まりと、物価高騰に伴う生活防衛意識の両面で、メーカーは買い替え需要が生まれている。昨年度の省エネ大賞を受賞した東芝キャリアは、部品の構造を工夫するなどしてエネルギーの無駄を減らし、10年前の同社の機種に比べ、約34%の消費電力の削減に成功したという。一方、三菱電機は、本体内のセンサーが人の位置や活動状態を検知。人のいる所に的を絞って空調の気流を送り、電力の消費量を最大50%も少なくするという「考えるエアコン」で新機軸を打ち出した。本体に表示される葉の枚数の多さで、電力消費量が分る仕組みも好評で、売り上げも好調だという。そして、各メーカーでは、来夏を見越した新技術の開発もすでに始まっている。熾烈な競争を繰り広げるメーカーの開発現場にカメラが入った。

■“儲かる省エネ” 請負人の実力は
今年、南海電鉄は水をまったく使用しない「男性用無水小便器」73台を設置した。導入により、水の年間使用量2万2000トンが削減され、年間約600万円の水道料金を削減できるのだという。この無水小便器の導入を仕掛けたのが、東京・日本橋に本社がある「省電舎」。企業の省エネやコスト削減を支援する、いわば『省エネ請負人』だ。省電舎の最大の特色は、“リスクのない省エネ”。必要な資金を、省エネする分(エネルギーコストの削減分)で賄うという仕組みだ。省電舎が利益を確保しても、客が支払うエネルギーコストは以前より安くなる。「削減効果が大きければ大きいほど、双方利益も上がるという“儲かる省エネ”が省電舎のモットーだ」と中村健治社長は言う。
 長野県松本市にある富士電機デバイステクノロジーの工場を訪ねる省電舎のグループリーダー、増淵茂さん。工場の作業効率を落とさず、それでも省エネを実現するのが、“省エネ請負人”に課せられた使命だ。照明や空調、ボイラーや炉の効率化、節水システムの見直しや新規エネルギーの導入など、“トータル省エネルギープラン”を提案していく増渕さん。しかし、工場担当者の反応はいまひとつ。実は、日本の多くの工場では、世界的にも高い水準の省エネが既に施されているため、生産性を落とすことになく、さらに省エネを進めるのは至難の業なのだ。省エネ請負人の次の一手は…。


■カンブリア宮殿〜村上龍の経済トークライブ〜


カンブリア宮殿



7月28日(月)よる10時〜10時54分

「後期高齢者は“好期”高齢者だ!」

5億5000万年前のカンブリア紀のように、次なる進化を求めて大きく動き出した日本。『平成カンブリア紀』を生き抜くための知恵とは?経済人たちを作家・村上龍が直撃する。

【出演】
メインインタビュアー : 村上龍
サブインタビュアー  : 小池栄子

(ゲスト)
横石知二 (株式会社いろどり代表取締役)

過疎の町再生のカリスマが語る、高齢化社会の未来図。
世界に冠たる高齢化社会ニッポン…。国会の泥沼化する“後期”論争を横目に、年間4000人視察団が殺到し、来る者を驚嘆させる高齢化の町があった!徳島県で高齢化率トップを“誇る”この町の高齢者たちは、なんと山に生えた「葉っぱ」を売って、年商2億6000万円を稼ぎだす。
80歳を超えるおばあちゃんたちが、パソコンを駆使し全国の市場情報を収集、自らマーケティングを行い、葉っぱを全国に高値で売りさばく。
中には、年収1000万円を稼ぐ強者や、過疎の町とは思えない豪邸を建てるものまで現れた。 そんな“葉っぱビジネス”を起こし、ドン底の町を救ったのが、元々農協職員にすぎなかった、「いろどり」代表取締役、横石知二。
高齢者に革命を起こし、世界を変える社会起業家100人まで選ばれた男が語る、高齢化社会の処方箋。

■カンブリア宮殿スペシャル 〜村上龍の経済トークライブ〜


カンブリア宮殿スペシャル



7月21日(月)よる10時〜11時24分

「世界を救う社会起業家たち!」

5億5000万年前のカンブリア紀のように、次なる進化を求めて大きく動き出した日本。『平成カンブリア紀』を生き抜くための知恵とは?経済人たちを作家・村上龍が直撃する。

【出演】
メインインタビュアー : 村上龍
サブインタビュアー  : 小池栄子

(ゲスト)
サフィア ミニー(フェアトレードカンパニー社長)
村田早耶香(NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表)
駒崎弘樹 (NPO法人フローレンス代表理事)


利益ではなく、社会問題の解決を最優先させる“社会企業”。
欧米では、その存在は広く知られているが、日本での認知度はまだ低い。そこで、番組はスペシャル企画として国内外で活躍する“社会起業家”にスポットを当てる。

第一部のゲストは、フェアトレードカンパニーのサフィア・ミニー社長。
日本を拠点にビジネスを展開するイギリス人女性のサフィア社長は“フェアトレード”(発展途上国の生産者に適正な賃金を支払い、しかも持続的に仕事の場を提供することで、貧しい人々の自立をサポートする貿易)を15年前に始めた。扱う商品は、ネパールやバングラディシュの貧困に悩む生産者たちが作る、手編みの洋服や雑貨が中心だ。
現地で技術指導や品質管理を徹底し、日本の消費者に受け入れられるようデザイン性を高めたことで商品はヒットし、会社の年商は7億円を超えた。
ビジネスの成功により、現地の人たちも自立できるようになり、子供たちは学校へ通えるようになった。

第二部のゲストは、カンボジアの児童買春問題に取り組むNPO法人 かものはしプロジェクトの村田早耶香 共同代表と、病児保育問題に取り組むNPO法人 フローレンス 駒崎弘樹 代表理事。2人とも20代の若者だが、今、学生たちの間でも、社会貢献欲が高まりつつあり、大企業への就職ではなく、社会企業を目指す者が増えているという。

今、“働き方”に対する価値観が大きく変わろうとしている中、社会起業家という道を選んだ3人をゲストに招き、ビジネス=経済合理性によって社会問題を解決していくためのノウハウを聞く。
また、先進国の企業が様々な社会貢献活動に取り組む中、発展途上国で求めらている“真の社会貢献とは何か”について考える。

≪プロフィール≫
サフィア・ミニー
1964年イギリス・ロンドン生まれ。高校卒業後、ロンドンで出版とマーケティングの仕事に携わる一方、人権や環境保護のNGO活動に参加。1990年、日系銀行勤務の夫と共に来日。
翌91年、国際協力のNGO「グローバル・ビレッジ」を創設し、93年よりフェアトレードビジネスを開始。95年、フェアトレードカンパニー株式会社を設立。2001年、ロンドンで事業展開開始。
2006年、雑誌「ニューズウィーク」により「世界を変える社会企業家100人」のひとりに選ばれる。

村田早耶香
1981年10月24日 東京都調布市生まれ。カンボジアの児童買春問題を解決するため、2002年から“かものはしプロジェクト”を開始。2004年には、NPO法人となり、企業のホームページ制作などを受注し、その収益でカンボジア人の自立支援のための事業を現地で展開する。

駒崎弘樹
1979年、東京都江東区生まれ。慶應義塾大学在学中に学生ITベンチャー経営者として、さまざまな技術を事業化。卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会を」と考え、2004年、病児保育の家庭訪問サービスを展開するNPO法人フローレンスを立ち上げる。

■ガイアの夜明け


ガイアの夜明け


7月22日(火)よる10時〜10時54分
巨象に立ち向かえ 〜町の電器店と商店街の闘い〜

【出演者】
(ナビゲーター)役所 広司
(ナレーター)蟹江敬三

家電量販店の圧倒的な量と価格攻勢に、「街の電器屋さん」が今や風前の灯だ。しかし量販店に負けない「街の電器屋ネットワーク」をつくる男がいる。参加店は500店余り。“負け組”電器屋連合が、量販店の対抗馬となれるのか。商店街全体でもシャッター通りが広がるばかり。巨大店に押されっぱなしでも、奮闘する商店街も続出している。巨大店に立ち向かう商店の闘いをドキュメントする。


【内容】
家電量販店の圧倒的な量と価格攻勢に、「町の電器屋さん」が皆、なぎ倒されている。地域に根ざしたサービスを提供し続けてきたが、今や風前の灯だ。全国にくまなく広がる家電量販店を前に、量販店に負けない「町の電器屋ネットワーク」をつくる男がいる。ネットワークに参加する店の数は500店余り。“負け組”電器屋連合が、“勝ち組”量販店の対抗馬となれるのだろうか。商店街全体に目を転じてみても、かつての勢いは全くなく、シャッター通りが全国的に広がるばかりだ。巨大スーパーや巨大店に押されっぱなしの状況下でも、身近な商店街の存在の大切さを信じ、地元を活性化させようと奮闘する商店街も続出している。客を呼び戻せ!量販店・巨大店に立ち向かう商店たちの闘いを追う。

■量販店の雄が超大型店オープン
7兆円の家電販売市場で、2兆円を売り上げるヤマダ電機。圧倒的な「規模」を武器に巨額の利益を上げる、まさに家電量販の王者だ。そのヤマダ電機が、7月11日、群馬・高崎駅前に6000坪の巨大店をオープンさせた。前橋にあった本社を、高崎に移転させるほどだ。ヤマダ電機の強さは何か、そして巨大店の誕生で、戦々恐々とする地元の電器店の様子は…。

■「町の電器屋」復活の仕掛け人…アトム電器チェーン
かつて全国に6万軒あった町の電器店は、3万5000軒強にまで減ってしまったという。そんな中、大型量販店が居並ぶ激戦区で顧客の支持を得ている店もある。沖縄県沖縄市にある「ナカマ家電サービス」だ。数百メートル以内に、量販店3軒に挟まれながらも、年間1億円を売り上げている。人気の理由は、量販店に負けない低価格だ。店内には「量販店に1円でも負けたら差額の2倍返し」の文字が並ぶ。町の電器店が、いったいどうやって量販店並みの価格を実現しているのか。その陰にはある仕掛け人の姿があった。
それは「アトム電器チェーン」の井坂泰博社長(61)。大阪郊外の羽曳野市に本部を構え、510店が加盟するアトム電器。ナカマ家電サービスも加盟している。アトム電器は、自らも電器店を経営していた井坂さんが、「地域店の復権」を掲げて1989年に設立した。地域密着だけでなく、量販店並みの価格と品揃えを目指している。その戦略は、本部と加盟店の徹底した分業だ。本部は、量販店の価格調査と商品仕入れを担当。加盟店は、毎月5万円でこれらを本部から調達して、販売やサービスに専念する。
最も重要な商品仕入れは、井坂さんがメーカーと直接交渉する。つまり、井坂さんは町の電器店に代わって価格交渉しているのだ。この夏には、「量販店に1円でも負けたら差額の2倍返しキャンペーン」を全国の加盟店で展開する。
井坂さんは、アトムに一般的なフランチャイズチェーンのような決まり事を持ち込まなかった。実は、アトムでは、店名や看板も変更する必要はなく、新規の設備投資もゼロで、本部へのノルマもゼロという。それは、本部の利益よりも「地域店の復権」の方が大事だと考えているからだ。「高齢で出歩けないなど、地域店を必要とする人は必ずいる。地域店が減ると、日本全体にとってもマイナス」と井坂さんは強調する。この夏も、次々と首が回らなくなった電器店が井坂さんのもとに駆け込んきた。アトムは、量販店に負けない「町の電器店ネットワーク」となるのか!?それとも淘汰される運命なのか!?

■客を呼び戻せ!元気な商店街の舞台裏…香川・丸亀町商店街
香川県高松市。半径5キロ以内に10店舗の大型店がしのぎをけずるという、日本有数の大型店の激戦区だ。7月23日には、高松市郊外に四国最大と言われるイオンのショッピングセンターがオープンし、激戦に拍車がかかりそうだ。
高松市中心部にある高松丸亀町商店街。激戦区の中で生き残るために奮闘を続けている。新しい商店街づくりの中心となっているのは、商店街振興会が立ち上げた「まちづくり株式会社」。丸亀町はまず、大胆にも全区画の再建設を計画。商店街をA〜G街区に分け、順次取り壊しと建設を行っていく。現在A街区がオープンし、B、C街区が建設中である。丸亀町商店街の特徴の1つは、「土地所有者とテナント経営者の分離」。経営が先行かなくなった店主に対して、「土地所有者としてテナントに別の店を入れる」ことを勧め商店街そのもの存続を促している。D〜G街区は、土地所有者の説得が終了したところから再建設を始めていくという仕組みである。しかし、長年続く商店だからこそ、土地店舗を明け渡すことに消極的な商店主も多い。「まちづくり株式会社」では商店主を説得する場面が現在進行形で進められている。ただ、商店街に住む人がいなくなると街が廃れてしまため、「商住一体」を目指して、商店街の上にマンションを建設。商売として先細りだが、店は続けたいという人には、新しい商売に転換することも勧めている。それも大型店には真似できない“オンリーワン”の店を目指すよう指導する。果たして、新しい商店街づくりのヒントとなるのか。量販店・大型店と競合しながら、元気な商店街をつくるために動き出している商店街と商店主の舞台裏に密着した。


■ガイアの夜明け


ガイアの夜明け


7月15日(火)よる10時〜10時54分
2週連続企画第2弾 いらないゴミが地方を救う

【出演者】
(ナビゲーター)役所 広司
(ナレーター)蟹江敬三

2週連続で「リサイクル問題」に迫る特別企画の第2弾。2週目の今回は「いらないゴミ」をリサイクルすることで、地方の衰退産業や苦しんでいる人たちを救おうとする取り組みを取材する。ひとつは、家庭やレストランから出る廃油を利用し、バイオ燃料を作ろうとする取り組み。一方、みかんの搾りかすを再利用してプラスチック商品にすることで、愛媛県のみかん農家を救おうという取り組みも始まっていた。


【内容】
2週連続で「リサイクル問題」に迫る特別企画の第2弾。2週目の今回は「いらないゴミ」をリサイクルすることで、地方の衰退産業や苦しんでいる人たちを救おうとする取り組みを取材する。
ひとつは、家庭やレストランから調理した時に出る廃油を利用し、安い燃料を作ろうとする取り組みである。家庭でも廃油の処理は面倒であるし、特にレストランなどの外食産業は、廃油を処理するコストもかかっている。それを回収し、割安の燃料として再生することで、燃料高で苦しむ地元の配達業者や赤字のバス会社を救おうというのだ。
一方、みかんの搾りカスを再利用してバイオマスプラスチック商品にすることで、愛媛県のみかん農家を救おうという取り組みも始まっていた。
最近、収入の減少で廃業するみかん農家が増えているというが、搾りカスを再利用することでみかん農家の収入を増やそうという試みだ。
これまでは「いらないゴミ」として処理されてきたものをリサイクルすることで、地域の人たちを救っていく・・・。そんな挑戦を追いながら、「良きリサイクルとは何か?」を探っていく。

■廃油が赤字バス会社を救う
沖縄県うるま市の4つの島を結ぶ路線バスがある。運行するのは平安座総合開発という会社だ。しかし、利用客が少なく、バスの運行に年間850万円もの赤字を抱えていた。さらに最近の原油高による燃料高騰で経営はますます苦しくなってきていた。
バス会社だけではない。配達をするような商店や輸送業も燃料高騰で苦しんでいる状況だ。そこで沖縄県うるま市では家庭やレストランから出る「廃油」をリサイクルし、安い燃料を作ろうという取り組みが始まった。その燃料とは「バイオ燃料EDF」(エコ・ディーゼル燃料)というもので、開発しているのはエコ・エナジー研究所というところだ。燃料のつくり方は簡単。使用済みの天ぷら油(廃油)と灯油を3:7の割合で混合し、触媒を入れてかき混ぜるだけ。もちろん出来上がる燃料は軽油よりも安い。
地元の商店、バス会社を救うため、プロジェクトがスタートした。
まずはこのバイオ燃料を大量に作るためのには廃油の確保だ。住民たちに呼びかけ、レストランにも呼びかけ、回収作業が始まった。回収の値段は1リットル5円、持ってきてくれたら1リットル15円で買い取ることにしたのだ。今まで、回収業者にお金を払って処理していてもらった外食企業にとっても朗報で、さらに安い燃料が製造されることは、バス会社などにとっても朗報だ。
果たして、大量の廃油を集め、地域循環型のリサイクル社会は実現するのか?その試みの全貌に迫る。

■再生プラスチックがみかん農家を救う
愛媛県は全国的にも知られるミカンの一大産地。しかし、このところその収入が減り、廃業するみかん農家も増えているという。4代続くみかん農家の上杉さん(58歳)も最近経営が苦しくなっている農家の一人だ。通常、みかんは収穫したもののうち、およそ2割が、小さかったり、キズがあったりで商品として販売できないという。そうした2割の商品はジュース用として出荷される。このジュース用ミカンは安い値段でしか引き取ってもらえないのだという。ジュース用ミカンを買い取っているのが「えひめ飲料」。元々は青果農協が100%出資して作った会社で、農家の支援を目的に設立された。実は、年間3万トンのみかんからジュースを搾ると、約2万トンの搾りカスが出るという。これを廃棄するには乾燥させなければいけなく、その費用が年間2億円もかかっている。乾燥した搾りカスは家畜飼料の原料として販売しているが、それでも1億5千万円の赤字となる。こうした廃棄コストがかかることも、ジュース用の搾りカスを余り高い値段で買い取れない理由の一つだったのである。
しかし、そこへ救世主が現れた。
木くずやわらなどを「バイオマス プラスチック」に変える技術を開発した、東京の「バイオテック マテリアル」という会社だ。なんと、その搾りカスを買い取ってプラスチックに再生しようというのだ。果たして、みかんの搾りカスでバイオマスプラスチックは出来るのか?そして搾りカスに値段がつき、みかん農家の収入を増やすことにつながるのだろうか?


■カンブリア宮殿〜村上龍の経済トークライブ〜


カンブリア宮殿



7月14日(月)よる10時〜10時54分

「“非常識”の発想で儲けろ」

5億5000万年前のカンブリア紀のように、次なる進化を求めて大きく動き出した日本。『平成カンブリア紀』を生き抜くための知恵とは?経済人たちを作家・村上龍が直撃する。

【出演】
メインインタビュアー : 村上龍
サブインタビュアー  : 小池栄子

(ゲスト)
羽鳥兼市(ガリバーインターナショナル会長)

日本で売られている中古車は年間800万台。その市場を席巻し、年商1900億円を稼ぐ中古車業界の巨人、ガリバーインターナショナル。業界の常識をくつがえし、「買取専門」というビジネスモデルを作り上げたのが、羽鳥兼市だ。中古車を“売る”のではなく、“買う”ことを事業化するという発想。その仕組みとは、ユーザーから買い取った車を、中古車販売店向けのオークションに出品することで利益を上げること。
展示販売をしないので在庫コストを抑えることができ、その分、買い取り価格を高めに設定できるため、ユーザーにとってもメリットがある。
「常識にとらわれていては、商売はうまくいかない。“非常識”な発想がチャンスを生む」と言う羽鳥。「儲けを生み出す“非常識”の発想はどうやったら生まれるのか」、羽鳥に話を聞く。

■ガイアの夜明けスペシャル




7月8日(火)よる10時〜11時24分

第一弾「ペットボトル・古紙 資源ゴミが“カネ”になる…」

【出演者】
(ナビゲーター)役所 広司
(ナレーター)蟹江敬三

7月7日から、北海道・洞爺湖で「地球の温暖化防止」などをテーマに据えたサミットが開かれる。番組ではこのタイミングで2週連続企画として「リサイクル問題」に切り込んでいく。1週目は「ペットボトルと古紙のリサイクルのゆくえ」。2週目は「ゴミのリサイクルが地方を救う」。我々が分別回収したペットボトルや古紙はどこに行っているのか?その知られざる実態に迫りながら「リサイクル制度は誰のためなのか?」も探る。


【内容】
□ペットボトルのリサイクル制度の崩壊…?
もともとペットボトルの需要増加から、ペットボトルを捨てるのが環境に悪いということで、それをきちんと回収し、リサイクルする仕組みをつくろうと、リサイクル制度が考えられた。それは消費者が分別して排出、市町村がそれを収拾、そしてリサイクル業者にお金を払って引き取ってもらうという仕組みだった。しかし、今は中国の業者がその廃ペットボトルを資源としてどんどん高値で買い取ってくれ始めているのだ。そうすると自治体もお金を多く出してくれるところに売り始める。ある自治体の関係者は言う。「我々も財政難だ。少しでも高いところに売って財政に補填したい」
番組では自治体の思惑、そしてそれによって、ピンチに追い込まれている日本のリサイクル業者などを取材する。

■中国の“廃プラスティック村”に潜入…
「使い終わったペットボトルは宝の山」とばかりに、ペットボトルを始めとする様々なプラスティックゴミが続々と集まってくる一大集積地「廃プラスティックの村」が中国にある。そこには1200社〜1300社のリサイクル業者が集まっているという。番組では「廃プラスティック村」に潜入、その実態に迫っていく。

■ペットボトルの争奪戦…日本vs中国
日本全国にネットワークを持ち、次々とペットボトルを回収、そしてそれを自社でリサイクルし、再商品化している、中国のリサイクル業者「大都商会」。今や日本最大のリサイクル業者だ。一方、中国勢におされ気味の日本のリサイクル業者、「根来産業」。これまで回収したペットボトルでカーペットなどに再商品化してきたが、なかなかペットボトルが手に入らず、入っても価格の高騰で会社として大きなピンチを迎えていた。そこで学校や病院にペットボトル回収機を設置し、なんとか自前でペットボトルを獲得していこうという作戦に出た。中国と日本のリサイクル業者のペットボトル争奪戦を追う。

□家庭から、そしてオフィスから出た紙は一体どこへ…?
日本での古紙の回収・再生の仕組みを追っていく。

■どんな紙も無駄にしない…中国の古紙市場に潜入
広さ5.3ヘクタールの敷地に毎朝4時に満杯の古紙を乗せたトラックがおよそ350台も集まってくる。そこは中国の古紙市場。すべて現金で取引され、7時にはすべて売切れてしまうという。一体、その旺盛な紙需要の背景とは何か?

■日本の古紙を狙う 中国第2位の製紙メーカー
中国第2位の製紙メーカー「リー&マン」。日本の古紙を狙い、専門の調達部隊を結成した。すでに製紙の生産能力では中国最大というこの会社が次々に古紙を獲得し、家電製品などに入れるダンボールなどに再生しているのだ。一方、日本にもともとある古紙回収業者は独自の回収ルートを開拓せざるを得なくなっていた・・・。

■再生紙偽装問題を越えて…日本の製紙メーカー、大王製紙
今年大きな問題となた「再生紙の偽装問題」。その背景には古紙あまり時代に制定された「グリーン購入法」によって一定以上の古紙を使うことを決めていたのに、それを製紙会社が守っていなかったのである。例えば古紙100%のはずのコピー用紙は実際は7%程度の使用だったところもあるのだ。その理由は「古紙100%では品質が保てない」「高品質の古紙の入手が困難」「技術に限界があった」ということがあげられている。こうした偽装を受けて、製紙業界の信頼回復に向けて、大王製紙が動き出していた…。


■カンブリア宮殿〜村上龍の経済トークライブ〜





7月7日(月)よる10時〜10時54分

「地球の“叫び”を聴け!」

5億5000万年前のカンブリア紀のように、次なる進化を求めて大きく動き出した日本。『平成カンブリア紀』を生き抜くための知恵とは?経済人たちを作家・村上龍が直撃する。

【出演】
メインインタビュアー : 村上龍
サブインタビュアー  : 小池栄子

(ゲスト)
アルピニスト 野口健

温暖化の影響でヒマラヤの5000mを越える高地で氷河が融解、大小あわせて2000を越える「氷河湖」が出現している。
しかも、その「氷河湖」が溢れ、決壊の危機にさらされている!
すでに決壊が始まった「氷河湖」もあり、今後もこの決壊が続けば、大量な水が下流の村を流し、ネパールだけでも約2万〜2万5千人の命が奪われるだけではなく、下流域の国々の被害と併せると未曾有の大災害と繋がる可能性を秘めている!
その様子を目の当たりし、訴え続けるのがアルピニスト・ 野口健(34歳)。
25歳で7大陸最高峰世界最年少登頂記録を樹立した野口は、2000年から「エベレスト清掃登山」を開始。以降、世界で最も過酷な場所での清掃活動を続けてきた。
1995年の京都議定書制定以来、環境問題に取り組む日本。しかし政府の机上の空論や排出権をビジネスと捉え、環境問題で利益を得ようとする人々の出現など、環境問題はけっして明るい方向に向いてはいない。
地球に住む人類は、温暖化の地球にあって何を行えばよいのか?
7月7日からはじまる「洞爺湖サミット」緊急企画!アルピニスト・野口健をゲストに迎え、地球温暖化の中のニッポンについて村上龍と徹底トーク!

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