Home >  河村たか子
【出 身 地】 岐阜県岐阜市
【誕 生 日】 8月31日(おとめ座)
【血 液 型】 O型
【趣味特技】
なかなか上達しませんが、俳句・絵手紙・文化箏に夢中です。
【自己PR】
ラジオ・テレビのニュースを担当。ランチタイムニュースでは、オープニングで俳句歳時記の中から季節の話題を紹介しています。
【出演番組】
ぎふ情報クリック!ランチタイムニュース
NEWSぎふチャン、ひと・交差点

■風の画家・中島潔さんにインタビュー(8月14日)


岐阜市歴史博物館で開催されている「風の画家 中島潔が描く金子みすゞの世界」もうご覧になりましたか?

私は8月1の開場式の司会を担当しました。

開場式のあと、中島潔さんの解説を聞きながら作品を見ることができました。

以前の展示会でもインタビューさせていただき、なつかしさも手伝って、話がはずみました。

金子みすゞは、大正末期から昭和の初期にかけて、すぐれた童謡詩を発表し、西條八十に「若き童謡詩人中の巨星」とまで称賛されながら、1939年(昭和5年)26歳の若さで世を去りました。

岐阜で初めて金子みすゞ展が開催されたのは、25年ほど前のことでした。

児童文学者の矢崎節夫さんが、みすゞの手帳に書かれた詩に魅せられ、みすゞ没後50年あまり経て全集として出版されました。

岐阜でも、当時矢崎節夫さんの講演会が行われ、たくさんのみすゞファンが生まれました。

私もそのとき以来、詩集「私と小鳥とすずと」が愛読書になりました。

その金子みすゞの作品を絵で表現した、中島潔さん。

インタビューのなかで次のように話されました。

10年ほど前に、金子みすゞの詩にであった。たいへんな衝撃だった。不思議な感覚だった。4年間没頭。

それまで、ふるさとの絵を描いてきたが、「深さ」とか「強さ」をみすゞの中に感じた。

最初に印象深かったのが「大漁」。

いわしという、あまり気にしない魚でも、素晴らしい生命がある。

ちいさくて、傷つきやすいからこそ、その生命は輝くということを描きたいと思った。

わたしたちが気づかないことが、たくさんある。

そんな中でみんな一生懸命生きている。

みんな一日、一日、精一杯生きている。それが美しいのだと思う。

生まれたら、必ず土にかえる。その中で一つ一つ汗を流して、人のことを思って、悲しかったり、うれしかったりしながら生きていることは、一番良いことだと思う。

一言一言、話される言葉が、絵と同じように優しくて、心に響きました。

なお、今回の展示では、金子みすゞの代表作「わたしと小鳥とすずと」は出品されていませんでした。

そのことを伺うと「大漁と同じくらいの大作を描きたかった。絵の構想はある。これから絵描きとして、描いていくとき作業の一つとして、描くときがくると思う。そのときは、今と違って、もっと楽しんで描きたい」と語ってくださいました。

金子みすゞは、魂を言葉に写し、中島潔さんは心を、絵に描いていらっしゃるのでしょうか?その心には「生命あるものへの尊厳」が深く静かに宿っているように思いました。

風の画家 中島潔が描く 金子みすゞの世界」は9月15日まで、岐阜市歴史博物館で開催中です。

みなさん、ぜひご覧下さい。
岐阜新聞Web
岐阜新聞・岐阜放送ハウジングギャラリー
岐阜県公式サイト|ぎふポータル
ぎふチャンモバイルサイト