■多額脱税女に論告

08月28日:17時50分20秒更新
開業医だった夫の遺産を隠し、相続税およそ7億円を免れたとして、相続税法違反の罪に問われた女の論告求刑公判で、検察側は懲役3年罰金2億円を求刑しました。
相続税法違反の罪に問われているのは岐阜市城田寺の無職・河田 周子被告(73)です。
起訴状などによりますと河田被告は2005年10月、長男、長女とともに死亡した夫からあわせておよそ19億5千万円の遺産を相続しましたが、おととし7月岐阜北税務署に虚偽の申告書を提出して、あわせておよそ7億2千万円の相続税を免れました。
28日の論告求刑公判で検察側は「被告のものと思われる筆跡でお金の隠し場所と金額、金庫のダイヤル番号などが記載されたメモが発見されており、被告は財産の存在を認識していた」などと指摘した上で「国の納税制度を揺るがしかねない犯行で刑事責任は極めて重大」として懲役3年罰金2億円を求刑しました。
これに対し弁護側は「被告は夫から財産について説明を受けておらず、財産の全容を知らなかったし隠ぺい工作もしていない。脱税の認識はなかった」などと主張しました。
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