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■100円玉に愛をこめて〜世界の子供たちのために〜(放送終了)


100円玉に愛をこめて〜世界の子供たちのために〜


8月27日(水)よる9時〜10時48分

『100円玉に愛をこめて 2
〜世界の子供たちのために〜 』

開発途上国では、1年間に1100万人もの子供たちが5歳になる前に命を失い、学校に行けない子供の数は、世界で1億人以上。働かなければならない子供は2億5千万人。ストリートチルドレンも、1億人以上いるといわれている。限りない快楽消費を続ける日本。でも、その日々使う何百分の一のお金で、世界の子供たちを救う事ができるとしたら…。
この番組は、缶ジュース一本のお金、つまりたったの100円で、世界の子供たちの置かれている状況を変えていこうという、スペシャルプロジェクトです。
「わずかのお金でも、みんなが参加すれば、世界は変わるかもしれない」


【司会】
久本雅美、 金子貴俊
【ゲスト】
勝俣州和、坂下千里子、森永卓郎(経済アナリスト)
【リポーター】
斉藤由貴、石川梨華、森下千里

【みどころ】
3名のリポーターが世界中の厳しい環境におかれている子供たちを訪ね、彼らに今、最も必要とされている事は何か?をスタジオのゲストとともに考えていく。

モルドバ…「更なる不幸が襲う!ヴィクトリアの夢は叶うのか?!」
昨年取材した、ヴィエスティ村に住む少女、ヴィクトリア・レンシャン(15歳)の続編。(※リポーターなし)

ポーランド…「内戦&紛争の犠牲者 チェチェン難民の子供たちは今!?」
<リポーター:斉藤由貴>

ネパール…「不衛生による子どもたちの病と死。安全できれいな水を」
<リポーター:石川梨華>

ベトナム…「路上で物売りする少女の夢・一度でいいから学校に行きたい」
<リポーター:森下千里>

【内容】
(1)ベトナム・・・路上で物売りする少女の夢・一度でいいから学校に行きたい
  <リポーター:森下千里>
ホーチミンの南にある貧民街で暮らす一家がいる。父、母と5人の兄弟たち。その長女8歳のフォンちゃんは学校へ行かず、3歳から5年間、毎日路上で宝くじを売っている。家計を助けるためだ。
彼女の一日は長い。朝10時から夜11時まで宝くじをホーチミン市の中心で売り続ける。毎日歩く距離は12キロ。仕事を終えると2時間歩いて家へと帰る。家にたどり着くのは深夜2時をまわった頃だ。わずか8歳の子どもが、毎日11時間働いているのだ。
両親は体を壊し、今は定職についていない。
父は、元バイクタクシーの運転手だったが、今はゴミ山から再生プラスチックを拾ってお金に替えるアルバイトのようなことをしている。そのため、一家の一番の稼ぎ頭はフォンちゃんだという。
一度も学校へ通ったことのないフォンちゃんは文字が読めない。彼女の夢は「学校へ行くこと」。いつも明るい彼女だが、路上で制服を着た小学生とすれ違う時、急に寂しそうな表情に変わった。
文字が読み書きできるようになったら、彼女にとって街は今までとは違った世界に見えるに違いない。
フォンちゃんが、今、一番必要としていることとは。

(2)ポーランド・・・内戦&紛争の犠牲者 チェチェン難民の子供たちは今
  <リポーター:斉藤由貴>
今も流浪の民として異国を彷徨うチェチェン難民たち。ヨーロッパの中でも特にチェチェン難民を多く受け入れているポーランドだが、問題は多い。
今回番組では、2004年にチェチェンから逃れてきた母と子ども4人・5人家族の親子を取材。彼女の夫は、ロシア兵に捕まり虐殺され、彼女の兄弟も見せしめに殺され、、自分や子どもの身にも危険を感じて、故郷を捨てポーランドに逃れてきた。
彼女と長男(10歳)は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)であると診断された。残酷な暴力シーンを度々目撃したことが影響しているとカウンセラーは言う。
戦争がもたらす悲劇。いつの時代も戦争は、何の罪もない弱者を苦しめ、心に深い傷を負わせる――。
今、彼女たちは、一時受け入れ施設を転々として生活している。定住できる施設はなく、8月10日には今の施設も出なければならない。そして今、次の施設はまだ見つかっていない。
彼女たち親子が安心して暮らせる日は、来るのだろうか。

(3)ネパール・・・不衛生による子どもたちの病と死。安全できれいな水を
  <リポーター:石川梨華>
この国で今、最大の問題となっているのが、不衛生による子どもたちの病と死。さらにそれを助ける病院や保健所が非常に少ないことだ。
カトマンズから西へ車で5時間。インドとの国境の村、アマ村は一面に水田が広がる農村。この自然豊かな静かな村も例外ではない。原因不明の病で亡くなる人たちがいるという。
サクントラちゃん、15歳。彼女には、ポリオに罹っている弟と、皮膚病に感染している弟たちがいる。どちらも不衛生がもたらした結果だ。
彼女は、週に一度、村から歩いて1時間の簡易保健所に弟たちを連れて行く。皮膚病の治療のためだ。しかし、週に一度ではなかなか治らない。
この地域では、一家にひとつ井戸がある。ところが、その深さは約3メートルしかない。浅いのだ。また、雨季になると、道にあふれた雨水が動物の糞尿と混じりあって、井戸へと流れ込む・・・。
命の源である水が汚染されている。清潔で安心して使える水さえあれば、体を清潔に保つことができる。きれいな水を飲むことができる。不衛生による不幸な死は減らせるかもしれない。そのために、今、できること。

(4)モルドバ・・・更なる不幸が襲う!ヴィクトリアの夢は叶うのか?!
  ※リポーターなし
昨年取材した、ヴィエスティ村に住む少女、ヴィクトリア・レンシャン(15歳)の続編。
2007年、東ヨーロッパの最貧国モルドバに住むひとりの少女に出会った。ヴィクトリアである。両親と彼女の3人家族だが、母親はロシアへ農業の出稼ぎに出ており不在。父親は高血圧と内臓疾患のため働けないでいた。唯一の生活費は、母が出稼ぎ前に置いていってくれた少ないお金。それも全て食費に換えて、父子ふたり1日1食で食いつないでいる状態だった。
彼女には辛い過去がある。2005年、リンゴ摘みの仕事だとだまされ、母と共にオランダに人身売買され、身障者のふりで物乞いをすることを強制させられたのだ。貧困につけこむ憎むべき犯罪。彼女たちはその被害者だった。当時の辛かった思い出は、今も忘れていない。
彼女の夢は、洋裁学校へ行って技術を身につけ、物を作る仕事に就くこと。手に職を就け、両親に楽をさせたい。彼女の夢からは、そんな思いも滲むのだった。
昨年末、大好きな父親が亡くなった。今は出稼ぎから帰った母親と二人で暮らしている。現在通っている学校は、今年無事卒業することができるが、その後の進路は決まっていない。彼女の夢は、洋裁学校で勉強し、物を作る仕事に就くこと。
しかし、昨年と同様、食べるものにも事欠く生活を送る今の経済状態で、学校に行くためのお金を出してとは、母親には言えない・・・。彼女のために、できることとは。

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