●November 2007放送分

12月 5日(水)よる9時〜10時48分
「ドクター・ヨシカの犯罪カルテ(2) ヨシカ 人質立てこもり事件」
12月12日(水)、12月19日(水)は放送をお休みします。
次回放送は、12月26日(水)よる9時〜を予定しています。
東京下町の診療所の医師・浜口ヨシカ(木の実ナナ)が難事件を解決するシリーズ第2弾!ある日、大学生が刺殺され、遺体の傍らに『天誅』のメッセージが残される事件が発生した。刑事の堂島(蟹江敬三)と杉本(松田悟志)は、一ヶ月前に殺害された高校生と今回の被害者が、それぞれ悪事に手を染めていたことから、同一人物による制裁と推測する。一方ヨシカには、喫茶店オーナー・倉持(田中健)との見合い話が持ち上がり・・・。

【内容】
東京下町の診療所『浜口医院』院長・浜口ヨシカ(木の実ナナ)は、気さくな人柄から患者たちに慕われていた。ある日ヨシカは、看護師の慶子(冨士眞奈美)の勧めで、喫茶店オーナー・倉持(田中健)と見合いをすることに。ちょうどその日、ヨシカの幼馴染で警視庁捜査一課刑事の堂島(蟹江敬三)が薬をもらいに医院を訪れた。堂島は、浅草橋のガード下で大学生が刺殺され「天誅」というカードが残された事件を抱えて多忙だという。持病の花粉症の薬をもらいにきたのだが、慶子からヨシカの見合い話を聞くと驚きを隠せない様子だった。その後、仏頂面で捜査に戻った堂島は、所轄刑事の杉本(松田悟志)にあたっていた。そんな堂島に杉本は、殺害された大学生の井上(山田浩太)と、一ヶ月ほど前に池袋で高校生の野島(村田将平)が殺害された事件の犯人が同一人物だと推理していることを話す。井上は過去にレイプ事件を起こし、野島はオヤジ狩りをしていたことから、被害者がそれぞれ表向きは普通であっても裏では犯罪に手を染めていたことを指摘。さらに、解剖所見から殺害に使用した凶器は、登山ナイフのような物で共通しているというのだ。杉本は、犯人と被害者の間に因果関係はなく、犯人は自分を神格化して悪い人間に制裁を下す、ゲーム感覚の異常者ではないかと推測。『天誅』のメッセージを残すことで、私利私欲で殺害したのではないことを世間に訴えているというのだった。一方ヨシカは、慶子と見合い相手の倉持が営む喫茶店へ向っていた。ところが慶子の話から、先方が乗り気でないのを慶子が強引に説得したことが露見する。ヨシカは、先方が会いたいという話だったから承諾しただけに怒って帰ろうとするが、そこに倉持が現れ、バツの悪いまま店を訪れることに。やはり倉持との見合いは成立しなかったが、会話を楽しんで帰宅しようとした時、大勢の客が入店してくる。ちょうどバイトの吉田(中村俊太)が無断欠勤していたことから、ヨシカは接客をする。閉店後倉持は、手伝ってくれたお礼にとヨシカを食事に誘うのだった。翌朝、病院を訪れた堂島は慶子から見合いがうまく言ったことを聞かされると、さっさと帰ってしまう。元気なく捜査本部に戻ってきた堂島は、杉本から匿名の人間が集うブログに気になる書き込みがあったことを知らされる。そこでは“みにくいアヒルの子”というハンドルネームの者が、殺害された井上が起こしたレイプ事件を非難し池袋の高校生刺殺事件を正当化していた。井上が殺害される前に書き込みされたことから、“みにくいアヒルの子”が殺人事件に関係していると睨み、身元を割り出そうとするが・・・。ところが数日後、第三の犠牲者が出てしまう。公園のトイレでフリーターの山崎(新納慎也)の刺殺体が発見されたのだ。遺体の傍らには、ここにも『天誅』のメッセージカードがあった。山崎もまた、二年ほど前に振り込み詐欺の手伝いをしていた過去があった。一方のヨシカは、食事の約束のため倉持の店を訪れる。ところが閉店しようとした矢先、白髪の女性(宇津宮雅代)が店に入ってくる。倉持と知合いのようだが酒に酔っているようで、お金を無心するのだった。倉持は金を渡す。その後酒を飲みながら、倉持は先ほどの女性が同郷の知人で、2年ほど前に再会したと明かす。当時からアルコール中毒の気があり、一度金を用立てたところ頼られるようになったという。店ができるくらいのお金があればいいからという倉持の優しさに、ヨシカは心打たれるのだが・・・。
【出演者】
浜口ヨシカ(浜口医院院長): 木の実ナナ
堂島卓三(警視庁捜査1課): 蟹江敬三
長井慶子(浜口医院看護師): 冨士眞奈美
倉持崇(喫茶店オーナー): 田中健
中原節子: 宇津宮雅代
杉本徹平(所轄刑事): 松田悟志
吉田保(倉持の店のアルバイト): 中村俊太
森脇(辻)広志(建築設計士): 池内万作
平河和子(高校教師): 一色彩子
高橋(医師): 菅原大吉


11月28日(水)よる9時〜10時48分
「猪熊夫婦の駐在日誌4 制服捜査 〜遺恨〜」
正義感溢れる駐在警官・猪熊喜三郎(地井武男)と妻・靖子(研ナオコ)が難事件を解決するシリーズ第4弾!ある日、畜産家・大西(ベンガル)の飼い犬が猟銃で射殺される事件が発生。激怒した大西は猟銃を持つ近隣住民の家に押しかけ騒動になる。時を同じくして、前科のある大城(六平直政)が20年ぶりにこの地に戻ってきていた。大城が町を去った理由とは?そんな中、キャベツ農家の篠崎(山田辰夫)が自らの猟銃で射殺される。

【内容】
茨城県警・鹿島神宮前駐在所の巡査部長・猪熊喜三郎(地井武男)と妻の靖子(研ナオコ)は、町の治安を守るため奮闘する日々を送っていた。ある日、畜産家・大西(ベンガル)の飼い犬が猟銃で射殺される事件が発生。町は狩猟期間中で外部の人間の出入りも多く、犯人の特定は困難だった。しかし大西は必ず犯人を逮捕して欲しいと訴える。そんな中、喜三郎の携帯に靖子から新たな事件発生の連絡が入り、現場へと急ぐ。その頃靖子は一足先に現場であるバス亭の待合所に到着し、通報した清掃員から大西の息子・大輔(川畑寿真)が「山内」と呼ばれる少年をカツアゲしていたことを聞く。その場にいた旅行者風の大城(六平直政)が大輔を注意して事を収めたため、加害者も被害者も現場からいなくなっていた。その後やって来た喜三郎は、警察を警戒する素振りをみせた大城に職務質問をしようとするが、工務店社長の村上(ビートきよし)が彼を迎えに来る。村上から、大城は大工だと知らされ、2人の会話から大城が20年ぶりにこの町に来たことがわかる。その後喜三郎は、カツアゲ被害に遭った少年が「山内」と呼ばれていたと知るが、誰なのか見当がつかなかった。すると靖子は、30年にわたって半年前までこの町の駐在を務めていた片桐(織本順吉)に話を聞くことを思いつき、すぐに赴く。片桐は、少年が食堂で働く山内由香里(日下由美)の息子・浩也(松川尚瑠輝)だと教える。何か事情があり高校には通っていないという。靖子は事情を聞くため彼の自宅を訪れるが、浩也は口を閉ざしていた。仕方なく由香里に事情を聞くが、小遣いを渡してないからカツアゲされても平気だといい、全く気にかけないのだった。翌日、和菓子屋の里村(鶴田忍)宅に大西が乗り込む騒動が起きる。大西は、犬が殺害される程度では警察が動かないことに腹を立て、独自に猟銃を持つ人の家に押しかけていた。里村の無実が分かると、今度はキャベツ農家の篠崎(山田辰夫)のところへ行こうとしていた。見かねた喜三郎は、犯人捜しを買って出る。その帰り道、村上の建設現場を通りかかった喜三郎は、大城の姿を目で追っていた。すると、喜三郎の姿を見つけた村上が、大城には前科があると打ち明ける。一方、駐在所で電話番をする靖子は、万引きの通報を受けて店に駆けつけていた。すると万引き犯は浩也だった。事情を聞くと、同居している母親の恋人・栗本(吉満涼太)に大輔に売りつけられたゲームソフトを見つかり、金を盗んで購入した疑惑をかけられたという。罰として食事を与えられず、食料を万引きしたのだった。不憫に感じた靖子は、喜三郎に事情を話して栗本を一喝してもらうのだが、さらにモノ作りが好きだという浩也を村上の現場で働かせてもらうよう話をつける。その後、大西の騒動を聞きつけて駐在所を訪れた片桐は、大西と篠崎は互いに妻がなく、息子がいる似た者同士だと話す。彼の話が気になった喜三郎が詳しい話を聞こうとすると、篠崎をよく知る里村に聞くよう促される。さっそく里村に篠崎の妻のことを聞くと、20年前、篠崎のビニールハウスが放火された同じ日に、海で死んでいるのが見つかったという。喜三郎は、大工の大城が同じ20年前に町を出たことが気にかかっていた。そんな中、篠崎が自宅で、自らの猟銃によって射殺されているのが発見される・・・。
【出演者】
猪熊靖子(喜三郎の妻): 研ナオコ
猪熊喜三郎(駐在警察・巡査部長): 地井武男
大城辰男(大工): 六平直政
関春之(はまなす署・刑事課): 金田明夫
片桐義夫(元駐在警官): 織本順吉
里村君江(幸秀の妻): 柴田理恵
里村幸秀(和菓子屋): 鶴田忍
大西耕太郎(畜産家): ベンガル
篠崎征男(キャベツ農家): 山田辰夫
篠崎章一(征男の息子): 斉藤陽一郎


11月21日(水)よる9時〜10時48分
「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」
“法廷荒らし”の異名を持つ弁護士・猪狩文助(藤田まこと)は、時効間近に逮捕された時計店店主・鈴木益夫(田中実)の弁護につく。鈴木は15年前に起きた西陣織老舗店夫人・本間景子(大路恵美)殺害の容疑者で逃走を図っていたのだ。猪狩は、新人弁護士・夏目理恵子(片瀬那奈)と共に独自に調査を進めていく。交際関係が派手だったという被害者と容疑者の関係とは?老いた偏屈弁護士が、鋭い勘と観察眼で事件の真相に迫る!

【内容】
弁護士・猪狩文助(藤田まこと)は、型破りな発想で裁判を進めることから “法廷荒らし”の異名を持っていた。ある日、猪狩は新人弁護士の夏目理恵子(片瀬那奈)とともに、15年前に起きた京都の西陣織老舗店夫人・本間景子(大路恵美)殺人事件の容疑者・鈴木益夫(田中実)の弁護を担当することに。事件後鈴木は、偽名を使い逃走を図っていたが、時効間近に逮捕されたのだ。鈴木の妻・伊都子(大寶智子)は、夫の過去に驚愕するものの、救いたい一心で弁護を依頼したのだった。2人の間には娘も生まれたばかり。愛くるしい赤ん坊を前にして、猪狩はできるだけ鈴木の刑を軽くしようと心に決めるのだった。15年前の事件捜査報告書によれば、西陣織老舗店の新妻・景子の惨殺体が自宅座敷で発見されたのは、義父の三回忌の法事の日。死亡推定時刻は午後4時前後。景子は法要に出席しておらず、留守番中に殺害されていた。死因は、帯紐が首に巻かれていたが、肩の刺し傷による失血死と判明する。凶器は果物ナイフ。現場には来客のあった形跡が残っており、顔見知りの犯行とみて捜査が進められた。やがて近所に住む学生から、午後三時半過ぎ、被害者宅から血相を変えて逃げ去るスニーカーを履いた若い男を目撃したという証言を得る。そして、被害者の友人だった自動車修理工・鈴木益夫が浮上したが、刑事たちが鈴木宅に駆けつけた時には、既に逃亡の後だった。鈴木に接見した猪狩は、事件発生から長い年月が経っていることから、余計なことは語らず黙秘するよう促す。そんな猪狩の言葉に、は新人弁護士の理恵子は度肝を抜かれてしまう。黙秘をすれば裁判長の心証を悪くし、不利な状況になると意見するが、猪狩は聞く耳を持たずにいた。公判初日、猪狩に言われたとおり、鈴木は黙秘を貫いた。検察官の青山(白井晃)は、猪狩の入れ知恵と悟り、気に入らなくて脅しをかけるが猪狩は意に介さない。その後、検察側の証人に事件を指揮した元刑事・室伏直造(綿引勝彦)が立った。室伏は、現場に残されていた凶器のナイフからは指紋が拭き取られていたため、重要な手がかりになったのは板縁に残されていた馬蹄型の血痕だったと証言する。血痕は鑑定の結果スニーカーの跡とわかり、目撃証言と併せ容疑者を割り出したという。ところが猪狩は、室伏を鋭く追及し、鑑識結果が腑に落ちないとして半ば強引に再鑑定を求める。検察官の青山は、再鑑定の必要はないと訴えるが、当時撮った鑑識写真を元に再鑑定することを勧められて渋々承諾するのだった。猪狩を見直した理恵子は、被告が無実にならなくても精一杯闘う決意をし、調査に乗り出す。後日、理恵子と事務員の野口(小林正寛)は、料亭の板前・柴野に事情を聞いた。柴野は景子に誘われて、バーを一緒に始めた男で、景子には複数の男の影があったと証言。さらに景子は男と金に執着した女で、店を訪れたショッピングモール社長の岩本隆明(尾美としのり)が連れてきた西陣織老舗店の若旦那・博を選んで結婚したという。続いて岩本に事情を聞くと、事件当日、景子は留守番をしていたのではなく、法事に出席したが折り合いの悪かった本間の親族と言い争いになり、一人で先に帰ってしまっていたことがわかる。果たして事件の真相とは・・・?
【出演者】
猪狩文助(弁護士): 藤田まこと
夏目理恵子(新人弁護士): 片瀬那奈
野口耕一(事務員): 小林正寛
本間博(被害者の夫): 勝村政信
青山義信(検察官): 白井晃
本間景子(被害者): 大路恵美
辻武/鈴木益夫(被告人): 田中実
辻伊都子(辻武の妻)…大寶 智子
岩本隆明(ショッピングモール社長): 尾美としのり
森本泰史(法医学主任教授): 北見敏之
松子(料理店女将): 芦川よしみ
室伏直造(元刑事): 綿引勝彦


11月 7日(水)よる9時〜10時48分
11月13日は放送をお休みします。
次回放送は、11月21日(水)よる9時〜を予定しています。
温泉療法医・華岡万里子(かたせ梨乃)が難事件を解決するシリーズ第3弾!村の温泉宿「雲水館」の跡取り息子・孝志(林泰文)が婚約者の朝美(藤谷美紀)を連れて帰郷。翌日挙式が執り行われるが、孝志の母・千鶴子(馬渕晴子)は、突然式を延期すると言い出す。どうやら、孝志と朝美が勤務していた会社の上司・西野(伊藤洋三郎)が殺害されたことに関係があるようで。刑事たちは、西野と不倫の噂があった朝美に殺人容疑を向けるが・・・。

【内容】
外科医師で温泉療法医の資格を持つ、華岡万里子(かたせ梨乃)は、村人たちの診察に追われる日々を送っていた。
ある日、村長の志村(石井愃一)から、村の温泉宿「雲水館」の跡取り息子・孝志(林泰文)が婚約者を連れて帰郷する話を聞く。さっそく万里子は、看護師の富士子(三林京子)と往診帰りに宿を訪れて、女将の千鶴子(馬渕晴子)と話をしていた。そこへ、孝志が婚約者・朝美(藤谷美紀)を連れて到着。千鶴子は占いに従い、翌日に挙式を挙げることを決めたため、同じ会社に勤務していた2人は、昨日付けで退職したという。さらに、挙式に出席する孝志の同期・原田(大沢健)と朝美の友人・美和子(長宗我部陽子)もやって来ていた。
万里子と冨士子は、宿の温泉に浸かり寛いでいた。すると、朝美と美和子が入ってきた。美和子は指輪をつけて湯に浸かろうとしていた為、万里子は温泉の効用から変色することを告げる。すると美和は、慌てて脱衣所へ戻る。そして朝美にも婚約指輪を外すことを勧めるが、既に外していたようだった。
その後、湯上りの万里子たちは会話を楽しんでいた。美和子と朝美は派遣社員で同時期に勤務したという。美和子は似た家庭環境から朝美を姉のように慕っているという。ところが朝美は、美和子の言葉にぎこちなく反応していた。万里子は、そんな朝美の様子を見逃さなかった。その時、旅館の門で男が倒れこんだという声が聞こえてくる。
万里子たちは、急いで現場へ駆けつけると、初老の男(山本圭)がうずくまっている。すると朝美は、男の顔を見て息を飲み、男もまた朝美に気付いて顔を背けていた。万里子は男を診療所へ連れ帰り診察すると、肝臓に異常が見られ、精密検査の必要があると判断。ところが男は、これ以上の診察を拒否。万里子は、診療所に泊めて様子を見ることに。
翌日、挙式を行うために2人は神主を先頭に花嫁行列を成して、村を歩いていく。行列がいよいよ万里子の診療所を通り過ぎようとした時、「狐の嫁入り」に遭遇。すると美和子は、天気雨の意味があるほかに、狐火の意味もあると意味深な発言を残して立ち去る。一方、昨晩診療所に泊めた、鈴木と名乗る男は花嫁行列をじっと見送っていった。その後、神社で婚礼儀式が始まる寸前、血相を変えた駐在の桃井(寺門ジモン)が現れてなにやら千鶴子に耳打ちをする。その途端、彼女の顔色は変わり神主に婚礼を延期すると言い出す。一同は千鶴子の発言に驚くが、延期理由は明らかにされずにいた。
翌日、万里子と富士子、村長の仙吉は挙式が延期になった理由を考えていた。仙吉によれば、千鶴子と桃井は延期理由を語らないという。すると冨士子は、千鶴子たちの様子から事件がらみと推測。3人は思わず目を見合わせてしまう。噂話をする3人のもとへ、宿の仲居・多喜が、千鶴子の薬をもらいにやってきた。万里子たちは、タイミングよく現れた多喜に詰め寄ると、口外しないことを約束させて延期理由を語り始めた。
昨日、県警刑事犬丸(渡辺哲)が警視庁刑事・瓜生(阿知波悟美)と坂木(満田伸明)を連れて旅館を訪れたという。瓜生は、東京の商社・住川商事の営業部長西野(伊藤洋三郎)が遺体で発見されたことを告げた。住川商事は、以前孝志と朝美が勤務していた会社で、殺害された西野の死亡推定時間は、二人が最後に出社した日だという。さらに、会社の決算日だった当日、西野が資金を横領していたことが発覚。その件について、事情聴取に来たのだ。ところが、遺体で発見された西野は、孝志が朝美に送った婚約指輪を握っていたという。朝美は失くしたと言っていたのだが…。実は朝美と西野は、不倫関係にあると言う噂が流れていた。西野との関係を否定する朝美だったが、孝志が送った婚約指輪を西野が握っていたことから、朝美に容疑を向けられる・・・。
【出演者】
華岡 万里子(診療所の医師): かたせ 梨乃
青田 富士子(診療所の看護師): 三林 京子
桃井 真太郎(駐在): 寺門 ジモン
森山 朝美(元派遣社員): 藤谷 美紀
犬丸 剛(長野県警の刑事): 渡辺 哲
瓜生 可南子(警視庁の警部補): 阿知波 悟美
鈴木(こと岩倉貫治)(身元不明の男): 山本 圭
雲野 千鶴子(雲水館の女将・孝志の母): 馬渕 晴子
志村 仙吉(村長): 石井 愃一
雲野孝志(温泉宿・雲水館の一人息子): 林 泰文

■水曜ミステリー9 「ドクター・ヨシカの犯罪カルテ(2) ヨシカ 人質立てこもり事件」

12月 5日(水)よる9時〜10時48分
「ドクター・ヨシカの犯罪カルテ(2) ヨシカ 人質立てこもり事件」
12月12日(水)、12月19日(水)は放送をお休みします。
次回放送は、12月26日(水)よる9時〜を予定しています。
東京下町の診療所の医師・浜口ヨシカ(木の実ナナ)が難事件を解決するシリーズ第2弾!ある日、大学生が刺殺され、遺体の傍らに『天誅』のメッセージが残される事件が発生した。刑事の堂島(蟹江敬三)と杉本(松田悟志)は、一ヶ月前に殺害された高校生と今回の被害者が、それぞれ悪事に手を染めていたことから、同一人物による制裁と推測する。一方ヨシカには、喫茶店オーナー・倉持(田中健)との見合い話が持ち上がり・・・。

【内容】
東京下町の診療所『浜口医院』院長・浜口ヨシカ(木の実ナナ)は、気さくな人柄から患者たちに慕われていた。ある日ヨシカは、看護師の慶子(冨士眞奈美)の勧めで、喫茶店オーナー・倉持(田中健)と見合いをすることに。ちょうどその日、ヨシカの幼馴染で警視庁捜査一課刑事の堂島(蟹江敬三)が薬をもらいに医院を訪れた。堂島は、浅草橋のガード下で大学生が刺殺され「天誅」というカードが残された事件を抱えて多忙だという。持病の花粉症の薬をもらいにきたのだが、慶子からヨシカの見合い話を聞くと驚きを隠せない様子だった。その後、仏頂面で捜査に戻った堂島は、所轄刑事の杉本(松田悟志)にあたっていた。そんな堂島に杉本は、殺害された大学生の井上(山田浩太)と、一ヶ月ほど前に池袋で高校生の野島(村田将平)が殺害された事件の犯人が同一人物だと推理していることを話す。井上は過去にレイプ事件を起こし、野島はオヤジ狩りをしていたことから、被害者がそれぞれ表向きは普通であっても裏では犯罪に手を染めていたことを指摘。さらに、解剖所見から殺害に使用した凶器は、登山ナイフのような物で共通しているというのだ。杉本は、犯人と被害者の間に因果関係はなく、犯人は自分を神格化して悪い人間に制裁を下す、ゲーム感覚の異常者ではないかと推測。『天誅』のメッセージを残すことで、私利私欲で殺害したのではないことを世間に訴えているというのだった。一方ヨシカは、慶子と見合い相手の倉持が営む喫茶店へ向っていた。ところが慶子の話から、先方が乗り気でないのを慶子が強引に説得したことが露見する。ヨシカは、先方が会いたいという話だったから承諾しただけに怒って帰ろうとするが、そこに倉持が現れ、バツの悪いまま店を訪れることに。やはり倉持との見合いは成立しなかったが、会話を楽しんで帰宅しようとした時、大勢の客が入店してくる。ちょうどバイトの吉田(中村俊太)が無断欠勤していたことから、ヨシカは接客をする。閉店後倉持は、手伝ってくれたお礼にとヨシカを食事に誘うのだった。翌朝、病院を訪れた堂島は慶子から見合いがうまく言ったことを聞かされると、さっさと帰ってしまう。元気なく捜査本部に戻ってきた堂島は、杉本から匿名の人間が集うブログに気になる書き込みがあったことを知らされる。そこでは“みにくいアヒルの子”というハンドルネームの者が、殺害された井上が起こしたレイプ事件を非難し池袋の高校生刺殺事件を正当化していた。井上が殺害される前に書き込みされたことから、“みにくいアヒルの子”が殺人事件に関係していると睨み、身元を割り出そうとするが・・・。ところが数日後、第三の犠牲者が出てしまう。公園のトイレでフリーターの山崎(新納慎也)の刺殺体が発見されたのだ。遺体の傍らには、ここにも『天誅』のメッセージカードがあった。山崎もまた、二年ほど前に振り込み詐欺の手伝いをしていた過去があった。一方のヨシカは、食事の約束のため倉持の店を訪れる。ところが閉店しようとした矢先、白髪の女性(宇津宮雅代)が店に入ってくる。倉持と知合いのようだが酒に酔っているようで、お金を無心するのだった。倉持は金を渡す。その後酒を飲みながら、倉持は先ほどの女性が同郷の知人で、2年ほど前に再会したと明かす。当時からアルコール中毒の気があり、一度金を用立てたところ頼られるようになったという。店ができるくらいのお金があればいいからという倉持の優しさに、ヨシカは心打たれるのだが・・・。
【出演者】
浜口ヨシカ(浜口医院院長): 木の実ナナ
堂島卓三(警視庁捜査1課): 蟹江敬三
長井慶子(浜口医院看護師): 冨士眞奈美
倉持崇(喫茶店オーナー): 田中健
中原節子: 宇津宮雅代
杉本徹平(所轄刑事): 松田悟志
吉田保(倉持の店のアルバイト): 中村俊太
森脇(辻)広志(建築設計士): 池内万作
平河和子(高校教師): 一色彩子
高橋(医師): 菅原大吉
■水曜ミステリー9 「猪熊夫婦の駐在日誌4 制服捜査 〜遺恨〜」

11月28日(水)よる9時〜10時48分
「猪熊夫婦の駐在日誌4 制服捜査 〜遺恨〜」
正義感溢れる駐在警官・猪熊喜三郎(地井武男)と妻・靖子(研ナオコ)が難事件を解決するシリーズ第4弾!ある日、畜産家・大西(ベンガル)の飼い犬が猟銃で射殺される事件が発生。激怒した大西は猟銃を持つ近隣住民の家に押しかけ騒動になる。時を同じくして、前科のある大城(六平直政)が20年ぶりにこの地に戻ってきていた。大城が町を去った理由とは?そんな中、キャベツ農家の篠崎(山田辰夫)が自らの猟銃で射殺される。

【内容】
茨城県警・鹿島神宮前駐在所の巡査部長・猪熊喜三郎(地井武男)と妻の靖子(研ナオコ)は、町の治安を守るため奮闘する日々を送っていた。ある日、畜産家・大西(ベンガル)の飼い犬が猟銃で射殺される事件が発生。町は狩猟期間中で外部の人間の出入りも多く、犯人の特定は困難だった。しかし大西は必ず犯人を逮捕して欲しいと訴える。そんな中、喜三郎の携帯に靖子から新たな事件発生の連絡が入り、現場へと急ぐ。その頃靖子は一足先に現場であるバス亭の待合所に到着し、通報した清掃員から大西の息子・大輔(川畑寿真)が「山内」と呼ばれる少年をカツアゲしていたことを聞く。その場にいた旅行者風の大城(六平直政)が大輔を注意して事を収めたため、加害者も被害者も現場からいなくなっていた。その後やって来た喜三郎は、警察を警戒する素振りをみせた大城に職務質問をしようとするが、工務店社長の村上(ビートきよし)が彼を迎えに来る。村上から、大城は大工だと知らされ、2人の会話から大城が20年ぶりにこの町に来たことがわかる。その後喜三郎は、カツアゲ被害に遭った少年が「山内」と呼ばれていたと知るが、誰なのか見当がつかなかった。すると靖子は、30年にわたって半年前までこの町の駐在を務めていた片桐(織本順吉)に話を聞くことを思いつき、すぐに赴く。片桐は、少年が食堂で働く山内由香里(日下由美)の息子・浩也(松川尚瑠輝)だと教える。何か事情があり高校には通っていないという。靖子は事情を聞くため彼の自宅を訪れるが、浩也は口を閉ざしていた。仕方なく由香里に事情を聞くが、小遣いを渡してないからカツアゲされても平気だといい、全く気にかけないのだった。翌日、和菓子屋の里村(鶴田忍)宅に大西が乗り込む騒動が起きる。大西は、犬が殺害される程度では警察が動かないことに腹を立て、独自に猟銃を持つ人の家に押しかけていた。里村の無実が分かると、今度はキャベツ農家の篠崎(山田辰夫)のところへ行こうとしていた。見かねた喜三郎は、犯人捜しを買って出る。その帰り道、村上の建設現場を通りかかった喜三郎は、大城の姿を目で追っていた。すると、喜三郎の姿を見つけた村上が、大城には前科があると打ち明ける。一方、駐在所で電話番をする靖子は、万引きの通報を受けて店に駆けつけていた。すると万引き犯は浩也だった。事情を聞くと、同居している母親の恋人・栗本(吉満涼太)に大輔に売りつけられたゲームソフトを見つかり、金を盗んで購入した疑惑をかけられたという。罰として食事を与えられず、食料を万引きしたのだった。不憫に感じた靖子は、喜三郎に事情を話して栗本を一喝してもらうのだが、さらにモノ作りが好きだという浩也を村上の現場で働かせてもらうよう話をつける。その後、大西の騒動を聞きつけて駐在所を訪れた片桐は、大西と篠崎は互いに妻がなく、息子がいる似た者同士だと話す。彼の話が気になった喜三郎が詳しい話を聞こうとすると、篠崎をよく知る里村に聞くよう促される。さっそく里村に篠崎の妻のことを聞くと、20年前、篠崎のビニールハウスが放火された同じ日に、海で死んでいるのが見つかったという。喜三郎は、大工の大城が同じ20年前に町を出たことが気にかかっていた。そんな中、篠崎が自宅で、自らの猟銃によって射殺されているのが発見される・・・。
【出演者】
猪熊靖子(喜三郎の妻): 研ナオコ
猪熊喜三郎(駐在警察・巡査部長): 地井武男
大城辰男(大工): 六平直政
関春之(はまなす署・刑事課): 金田明夫
片桐義夫(元駐在警官): 織本順吉
里村君江(幸秀の妻): 柴田理恵
里村幸秀(和菓子屋): 鶴田忍
大西耕太郎(畜産家): ベンガル
篠崎征男(キャベツ農家): 山田辰夫
篠崎章一(征男の息子): 斉藤陽一郎
■水曜ミステリー9 「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」

11月21日(水)よる9時〜10時48分
「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」
“法廷荒らし”の異名を持つ弁護士・猪狩文助(藤田まこと)は、時効間近に逮捕された時計店店主・鈴木益夫(田中実)の弁護につく。鈴木は15年前に起きた西陣織老舗店夫人・本間景子(大路恵美)殺害の容疑者で逃走を図っていたのだ。猪狩は、新人弁護士・夏目理恵子(片瀬那奈)と共に独自に調査を進めていく。交際関係が派手だったという被害者と容疑者の関係とは?老いた偏屈弁護士が、鋭い勘と観察眼で事件の真相に迫る!

【内容】
弁護士・猪狩文助(藤田まこと)は、型破りな発想で裁判を進めることから “法廷荒らし”の異名を持っていた。ある日、猪狩は新人弁護士の夏目理恵子(片瀬那奈)とともに、15年前に起きた京都の西陣織老舗店夫人・本間景子(大路恵美)殺人事件の容疑者・鈴木益夫(田中実)の弁護を担当することに。事件後鈴木は、偽名を使い逃走を図っていたが、時効間近に逮捕されたのだ。鈴木の妻・伊都子(大寶智子)は、夫の過去に驚愕するものの、救いたい一心で弁護を依頼したのだった。2人の間には娘も生まれたばかり。愛くるしい赤ん坊を前にして、猪狩はできるだけ鈴木の刑を軽くしようと心に決めるのだった。15年前の事件捜査報告書によれば、西陣織老舗店の新妻・景子の惨殺体が自宅座敷で発見されたのは、義父の三回忌の法事の日。死亡推定時刻は午後4時前後。景子は法要に出席しておらず、留守番中に殺害されていた。死因は、帯紐が首に巻かれていたが、肩の刺し傷による失血死と判明する。凶器は果物ナイフ。現場には来客のあった形跡が残っており、顔見知りの犯行とみて捜査が進められた。やがて近所に住む学生から、午後三時半過ぎ、被害者宅から血相を変えて逃げ去るスニーカーを履いた若い男を目撃したという証言を得る。そして、被害者の友人だった自動車修理工・鈴木益夫が浮上したが、刑事たちが鈴木宅に駆けつけた時には、既に逃亡の後だった。鈴木に接見した猪狩は、事件発生から長い年月が経っていることから、余計なことは語らず黙秘するよう促す。そんな猪狩の言葉に、は新人弁護士の理恵子は度肝を抜かれてしまう。黙秘をすれば裁判長の心証を悪くし、不利な状況になると意見するが、猪狩は聞く耳を持たずにいた。公判初日、猪狩に言われたとおり、鈴木は黙秘を貫いた。検察官の青山(白井晃)は、猪狩の入れ知恵と悟り、気に入らなくて脅しをかけるが猪狩は意に介さない。その後、検察側の証人に事件を指揮した元刑事・室伏直造(綿引勝彦)が立った。室伏は、現場に残されていた凶器のナイフからは指紋が拭き取られていたため、重要な手がかりになったのは板縁に残されていた馬蹄型の血痕だったと証言する。血痕は鑑定の結果スニーカーの跡とわかり、目撃証言と併せ容疑者を割り出したという。ところが猪狩は、室伏を鋭く追及し、鑑識結果が腑に落ちないとして半ば強引に再鑑定を求める。検察官の青山は、再鑑定の必要はないと訴えるが、当時撮った鑑識写真を元に再鑑定することを勧められて渋々承諾するのだった。猪狩を見直した理恵子は、被告が無実にならなくても精一杯闘う決意をし、調査に乗り出す。後日、理恵子と事務員の野口(小林正寛)は、料亭の板前・柴野に事情を聞いた。柴野は景子に誘われて、バーを一緒に始めた男で、景子には複数の男の影があったと証言。さらに景子は男と金に執着した女で、店を訪れたショッピングモール社長の岩本隆明(尾美としのり)が連れてきた西陣織老舗店の若旦那・博を選んで結婚したという。続いて岩本に事情を聞くと、事件当日、景子は留守番をしていたのではなく、法事に出席したが折り合いの悪かった本間の親族と言い争いになり、一人で先に帰ってしまっていたことがわかる。果たして事件の真相とは・・・?
【出演者】
猪狩文助(弁護士): 藤田まこと
夏目理恵子(新人弁護士): 片瀬那奈
野口耕一(事務員): 小林正寛
本間博(被害者の夫): 勝村政信
青山義信(検察官): 白井晃
本間景子(被害者): 大路恵美
辻武/鈴木益夫(被告人): 田中実
辻伊都子(辻武の妻)…大寶 智子
岩本隆明(ショッピングモール社長): 尾美としのり
森本泰史(法医学主任教授): 北見敏之
松子(料理店女将): 芦川よしみ
室伏直造(元刑事): 綿引勝彦
■水曜ミステリー9 「華岡万里子の温泉事件簿3〜狐の嫁入り〜」

11月 7日(水)よる9時〜10時48分
11月13日は放送をお休みします。
次回放送は、11月21日(水)よる9時〜を予定しています。
温泉療法医・華岡万里子(かたせ梨乃)が難事件を解決するシリーズ第3弾!村の温泉宿「雲水館」の跡取り息子・孝志(林泰文)が婚約者の朝美(藤谷美紀)を連れて帰郷。翌日挙式が執り行われるが、孝志の母・千鶴子(馬渕晴子)は、突然式を延期すると言い出す。どうやら、孝志と朝美が勤務していた会社の上司・西野(伊藤洋三郎)が殺害されたことに関係があるようで。刑事たちは、西野と不倫の噂があった朝美に殺人容疑を向けるが・・・。

【内容】
外科医師で温泉療法医の資格を持つ、華岡万里子(かたせ梨乃)は、村人たちの診察に追われる日々を送っていた。
ある日、村長の志村(石井愃一)から、村の温泉宿「雲水館」の跡取り息子・孝志(林泰文)が婚約者を連れて帰郷する話を聞く。さっそく万里子は、看護師の富士子(三林京子)と往診帰りに宿を訪れて、女将の千鶴子(馬渕晴子)と話をしていた。そこへ、孝志が婚約者・朝美(藤谷美紀)を連れて到着。千鶴子は占いに従い、翌日に挙式を挙げることを決めたため、同じ会社に勤務していた2人は、昨日付けで退職したという。さらに、挙式に出席する孝志の同期・原田(大沢健)と朝美の友人・美和子(長宗我部陽子)もやって来ていた。
万里子と冨士子は、宿の温泉に浸かり寛いでいた。すると、朝美と美和子が入ってきた。美和子は指輪をつけて湯に浸かろうとしていた為、万里子は温泉の効用から変色することを告げる。すると美和は、慌てて脱衣所へ戻る。そして朝美にも婚約指輪を外すことを勧めるが、既に外していたようだった。
その後、湯上りの万里子たちは会話を楽しんでいた。美和子と朝美は派遣社員で同時期に勤務したという。美和子は似た家庭環境から朝美を姉のように慕っているという。ところが朝美は、美和子の言葉にぎこちなく反応していた。万里子は、そんな朝美の様子を見逃さなかった。その時、旅館の門で男が倒れこんだという声が聞こえてくる。
万里子たちは、急いで現場へ駆けつけると、初老の男(山本圭)がうずくまっている。すると朝美は、男の顔を見て息を飲み、男もまた朝美に気付いて顔を背けていた。万里子は男を診療所へ連れ帰り診察すると、肝臓に異常が見られ、精密検査の必要があると判断。ところが男は、これ以上の診察を拒否。万里子は、診療所に泊めて様子を見ることに。
翌日、挙式を行うために2人は神主を先頭に花嫁行列を成して、村を歩いていく。行列がいよいよ万里子の診療所を通り過ぎようとした時、「狐の嫁入り」に遭遇。すると美和子は、天気雨の意味があるほかに、狐火の意味もあると意味深な発言を残して立ち去る。一方、昨晩診療所に泊めた、鈴木と名乗る男は花嫁行列をじっと見送っていった。その後、神社で婚礼儀式が始まる寸前、血相を変えた駐在の桃井(寺門ジモン)が現れてなにやら千鶴子に耳打ちをする。その途端、彼女の顔色は変わり神主に婚礼を延期すると言い出す。一同は千鶴子の発言に驚くが、延期理由は明らかにされずにいた。
翌日、万里子と富士子、村長の仙吉は挙式が延期になった理由を考えていた。仙吉によれば、千鶴子と桃井は延期理由を語らないという。すると冨士子は、千鶴子たちの様子から事件がらみと推測。3人は思わず目を見合わせてしまう。噂話をする3人のもとへ、宿の仲居・多喜が、千鶴子の薬をもらいにやってきた。万里子たちは、タイミングよく現れた多喜に詰め寄ると、口外しないことを約束させて延期理由を語り始めた。
昨日、県警刑事犬丸(渡辺哲)が警視庁刑事・瓜生(阿知波悟美)と坂木(満田伸明)を連れて旅館を訪れたという。瓜生は、東京の商社・住川商事の営業部長西野(伊藤洋三郎)が遺体で発見されたことを告げた。住川商事は、以前孝志と朝美が勤務していた会社で、殺害された西野の死亡推定時間は、二人が最後に出社した日だという。さらに、会社の決算日だった当日、西野が資金を横領していたことが発覚。その件について、事情聴取に来たのだ。ところが、遺体で発見された西野は、孝志が朝美に送った婚約指輪を握っていたという。朝美は失くしたと言っていたのだが…。実は朝美と西野は、不倫関係にあると言う噂が流れていた。西野との関係を否定する朝美だったが、孝志が送った婚約指輪を西野が握っていたことから、朝美に容疑を向けられる・・・。
【出演者】
華岡 万里子(診療所の医師): かたせ 梨乃
青田 富士子(診療所の看護師): 三林 京子
桃井 真太郎(駐在): 寺門 ジモン
森山 朝美(元派遣社員): 藤谷 美紀
犬丸 剛(長野県警の刑事): 渡辺 哲
瓜生 可南子(警視庁の警部補): 阿知波 悟美
鈴木(こと岩倉貫治)(身元不明の男): 山本 圭
雲野 千鶴子(雲水館の女将・孝志の母): 馬渕 晴子
志村 仙吉(村長): 石井 愃一
雲野孝志(温泉宿・雲水館の一人息子): 林 泰文










